新町長の紹介

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■新町長就任あいさつ 第25代町長 寺尾 光司(てらお こうじ)

このたび、町民の皆様の熱く力強いご支援を賜り、6月4日に府中町長に就任いたしました。

これまでの行政経験を踏まえ、新たなまちづくりに取り組みたいと考えています。暮らし心地を高めるためのアイデア・やりたいことが盛沢山です。町民、事業者、国、県、関係市町の皆さん方のご理解とご協力を得て、府中町行政を着実に進めて参ります。

それから、議会出身者として、府中町行政の両輪である議会との関係を重視し、情報をしっかり伝えて議員の皆さんのいろいろな意見を聞き、施策に反映したいと思います。

今年度からは、次期総合計画の策定が始まります。総合計画は目指すべきまちの将来像やまちづくりの基本理念と、それを実現させるための方向を示す最も基本となるものです。課題や将来目標を見据え、住民意見をしっかり取り入れ、「暮らし心地ナンバー1」の府中町をさらにステップアップできるよう、全庁的に取り組んで参る所存です。

これからのより一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

利便性が高く快適なまち、府中町。
先人が築いてきた「ふちゅうブランド」をさらにステップアップさせ、活力ある持続可能なまちを目指します。

◇生活基盤
(1)向洋駅周辺土地区画整理事業・広島市東部地区連続立体交差事業の促進と商業活性化
(2)広島市中心部への円滑な移動のため、渋滞解消の推進・広島高速5号線の整備促進
(3)新大州橋の架け替え・マツダ本社前県道の4車線化の促進
(4)生活道路・歩道・自転車レーンの整備
(5)チェリーゴード空城パーク・WACTORYパーク揚倉山・水分峡森林公園などのリニューアル
(6)宅配ボックスの設置助成

◇福祉・子育て・健康
(1)子ども医療費の所得制限の廃止
(2)高齢者いきいき活動ポイント事業の拡充
(3)保育園でのおむつのサブスク導入支援
(4)保育園・幼稚園に通っていない子どもとその家庭の支援
(5)デジタル技術を活用した児童虐待の未然防止
(6)健康マイレージアプリなどを活用した継続的な健康づくりの支援
(7)障がい者の自立支援と社会参画の促進

◇安心
(1)榎川・府中大川の河川改修や土砂流出防止えん堤整備など、国土強靭化の推進
(2)水分峡森林公園大堰堤(だいえんてい)の堆積土砂の撤去
(3)防災備蓄倉庫の整備と自主防災会の活動支援
(4)老朽化した消防庁舎の改築
(5)(防災の観点からも)町職員の町内居住の支援
(6)照明灯・防犯カメラの設置など犯罪防止の推進

◇教育・文化
(1)教育環境の充実と学校給食の無償化
(2)デジタル技術による教員の働き方改革の支援
(3)南公民館・文化ホールの建て替え
(4)公民館などの学習ボランティア活動の支援
(5)国史跡下岡田官衙(かんが)遺跡の保存整備と歴史ボランティア活動の支援

◇地域
(1)町内会・子ども会・コミュニティスクールなど、地域コミュニティ活動の支援
(2)地元企業との共存共栄
(3)三世代同居・近居の支援
(4)屋外広告規制・電線地中化など、まちの景観形成
(5)まち愛・郷土愛がさらに高まるよう、まちの情報・魅力の発信

◇行政
(1)デジタル技術活用による住民利便性の向上と　役場の働き方改革
(2)不断の行政改革と財政基盤の安定化
(3)議会への情報提供を進め、両輪でのまちづくりを推進
(4)物価の差を補填する地域手当の広島市との格差解消
(5)広島広域都市圏内自治体との連携と広域行政の推進

■プロフィール
昭和33年10月1日生まれ。こばと幼稚園、府中小学校、府中中学校、基町高校、立命館大学法学部を卒業後、府中町役場に入庁。生活環境部長、総務部長、消防長、府中公民館長などを歴任。令和2年、府中町議会議員(1期)。令和6年6月、府中町長就任。