特集 大切な住まいを未来へつなぐ(2)

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■空き家バンクで家も地域も元気に!
◆空き家バンク登録制度
164件掲載のうち108件が成約済!(令和5年度末時点)
成功率65.8%

空き家バンクは、売却や賃貸したい空き家の情報を、購入や賃借したい人に提供する制度です。空き家所有者が物件情報を登録すると、市のホームページなどで公開されます。空き家バンクに利用者登録をすると、物件の詳細の確認や見学ができます。空き家を必要としている人につなぐことで、資源として有効活用するための制度です。

◆令和6年度から「新たな取り組み」を始めました!
◇その1　空き家バンク　事前物件登録制度
空き家になることが予想される住宅は、空き家バンクに登録する前に、市の事前登録台帳に登録することができます(物件情報は非公開)。事前登録は、空き家になる前に家族と話し合うきっかけにもなり、登記や家財撤去の補助金を活用した生前整理をすることができます。
(POINT)
・空き家になる前に家族や親族と話し合う
・補助金を活用して生前整理ができる

◇その2　空き家の流通の活性化
空き家バンクでの売買や賃貸は、空き家所有者と利用希望者が直接契約交渉を行ってきました。人口減少地域では、空き家の流通を促進するために、不動産業者が仲介することができるようになりました。
(POINT)
・人口減少地域では不動産業者の仲介でスムーズに交渉できる

◇その3　空き家バンクへの登録支援
空き家バンクの登録に必要な書類の準備を、専門家と一緒に進めていくことができます。八本松町と志和町の人口減少地域で試験的に実施します。
(POINT)
専門家のサポートを受けながら手続きができる

■INTERVIEW　東広島市空き家バンクで空き家を購入した人々
◆CASE 01　ボスコビレッジ　古田(ふるた)智(さとし)さん
子どもたちのためにできることを地域や学校と一緒に考えています
子どもたちが気軽に立ち寄れる場所をつくろうと「ボスコビレッジ」を始めました。母屋を改修し、こども食堂や学びの場として開放しています。拠点があることで、地域や学校から「こんなことできる?」と相談されることが増えました。市内の大学生と連携し、つながりをさらに広げていきたいと考えています。空き家バンクを利用し、土地の活用法や補助金の手続きのアドバイスをもらいながら進められたのは心強かったです。離れでは家族が生活しています。

◇活用した補助金
・空き家リフォーム支援
・空き家家財撤去支援
・空き家活用支援

◆CASE 02　抹香(まっこう)さん一家
田舎暮らしで家族が元気に　希望と条件がマッチしました
のびのびと子育てができる環境を求めて移住しました。空き家バンクで見つけたこの物件は築40年で畑付き。内見で丁寧に管理されていることが分かり、安心して住み始めました。畳の張り替えや水回り設備の入れ替えはリフォーム補助金を活用しました。
子どもたちは大きな声で歌ったり畑の野菜をとって食べたりと、まちではできない体験を楽しんでいます。ご近所さんの「元気でいいねえ」という声がうれしいです。

◇活用した補助金
空き家リフォーム支援

■ラジオ詳しく紹介します!
FM東広島(89.7MHz)
5月の毎週水曜日18時台
スマートフォンでも聞けます

問い合わせ：住宅課
【電話】082-420-0946