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自治体の皆さまへ

つむぐ通信シリーズ連載その86

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広島県江田島市

「つむぐ通信」では、地域おこし協力隊員が、月替わりで活動内容やイベントなどのお知らせ、地域おこしに関する企画や提案を紹介していきます。

■江田島市地域おこし協力隊
空き家活用ディレクター:蛇草孝介
国際交流支援員:大方芳恵
えたじま里海ナビゲーター:守本怜矢
観光事業総合プランナー:竹林健一

facebookで情報を発信しています
HP検索:江田島市地域おこし協力隊

■今月は守本怜矢(もりもとれいや)さん
こんにちは!江田島市地域おこし協力隊の守本怜矢です。
僕は今年度から2年目に入り、昨年度はさとうみ科学館にて、子どもたちの海の生き物観察に同行させていただいたり、イラスト展や貝類展を一緒に企画させていただき、多くの方と関われた素敵な一年でした。
そんな中で、「里海」という資源は、さとうみ科学館が提供している生物化学の視点以外にも、多くの魅力要素を含んでいると知り、それらを総じて、もっと江田島市の魅力を発信していきたいと考えるようになりました。
そこで、それらを発信していくため(1)里海暮らし(2)里海連携(3)里海拠点といった3つのアプローチを考えました。
(1)里海暮らしは、多様な地形環境のある江田島市において、どんな自然との関わりのある暮らしが行われているのかを、多くの人に知ってもらい、実際に体験していただく環境の整備を目指し、自分で秋月にある空き古民家を購入し、隣地の空き地と連動した町のリビング作りを行なっています!
地形に基づいたエリアごとの空気感を紐解き、江田島内外の人がその「エリアの特徴を踏まえて楽しむ町の見方を提案」するのが、里海暮らしです。
(2)里海連携は、海を軸とした自然環境を生かした生業を行う人たちが、共通認知・共通目標を持って、連携する仕組みを作っていくためのTEAMSATOUMIのような共同ブランドを作れないかと画策しています。
海にまつわる魅力や課題は多く、僕自身も、(一社)広島ベイネットさんとビーチクリーン&広島湾の模型を使った建築×海ごみワークショップを行なったり、(一社)フウドさんと学校×ビーチクリーン提案やアマモ生育の視察に行ったりと、少しずつ地域コラボを増やしていきつつあります。
(3)里海拠点は、そういった里海の環境とのつながりを、江田島市固有の魅力として発信できる、事業者さん方が共同で使えるサテライト施設の提案を行なっております。江田島市は、里海というフィルターを通して見てみると、「アクティビティ」「リラクゼーション」「自然資源探索」「歴史文化体験」の大きな4つのカテゴリーの事業を持つと考えています。それらを模擬的にでも一箇所で体験することができれば、それぞれの本拠地への動線が確保され、多くの事業者さんの事業支援に繋がると考えます。建築デザイナーであり、地域おこし協力隊だから見えた、新しい視点を町の魅力を言語化・可視化していき、それらを体験することができる仕組みを実現するのが、里海拠点となっております。
そういった、江田島の未来像を作っていくためにも、今年度から「里海コラム」という月に一回、魅力を伝えるコラム発信を始めました。
これからも江田島市の魅力がより多く、より深く知っていただけるように日々奔走していきますので、これからもよろしくお願いします!

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