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9月は世界アルツハイマー月間です~認知症について考えてみよう~

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広島県江田島市

■認知症は身近な病気の一つ
認知症は誰もがなる可能性のある身近な病気です。予防や早期発見・早期治療も大切ですが、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりが必要です。江田島市で、介護保険の要介護認定を受けている人は1,923人。そのうち、およそ10人に1人(952人)に認知症の症状があります。

▽本人
・認知症…?でも、認めたくない
・まさか私が…そんなはずない…
・わたしの言うことを誰も信じてくれない

▽家族
・どうしよう…。あんなにしっかりしてしていた母(父)が…
・これって認知症なの?

▽地域
・あの人、認知症になったみたい。
・どう接したらいいの?

▽(地域から孤立化)本人・家族
・誰にも言えない、言いたくない
・悩む

▽一人ひとり認知症について考えてみよう
・本人の思いをできるだけ尊重するには…
・自分自身が認知症になった場合…
・地域で何かできることはない?
・認知症の症状にはどんな対応が良いの?

■日々、自分らしく生きていくために
認知症に備えるためには、本人や家族、行政、専門職だけが取り組むものではありません。地域の方の理解を深めることで、本人や家族が相談しやすい環境を作ることができます。認知症に限らず、困っている人に声を掛ける、手助けする、そんな理解の輪を広げて安心して住みやすい地域を目指しましょう。

■江田島市で取り組んでいること
(1)本人や家族への支援
本人や家族からの相談を受け、必要な助言をします。また年に4回(各町ごとに1回)専門医による相談会を開催しています。

(2)正しい理解の普及活動
地域に出向き、認知症をテーマに出前講座を実施しています。認知症について考えるきっかけづくりにしてみませんか?内容は参加者の方と相談しながら決めます。

(3)地域で見守る環境づくり
認知症の理解を進めるために開催している「認知症サポーター養成講座」。地域や企業、小学校などで実施しています。認知症サポーターは特別なことをする人ではありません。気になる人がいればさりげなく見守る、困っている人がいたら手助けをすることが活動の一つです。

(4)地域で見守る~誰かに見つけてもらえる安心のために~
道に迷って困った時のために、衣類や持ち物にQRコードのついたシールを貼り、そのQRコードを読み込むことで「発見者」から「事前に登録された家族等」に発見情報がメールで届き、連絡を取ることができます。

(5)地域での居場所づくり、交流の場
認知症カフェは、認知症がある人もない人も、地域の人たちが気軽に集える場所です。物作りや音楽鑑賞、悩みごとの相談や認知症予防について、考えることができます。気軽に参加してみてください。
参加費:100円~200円(お茶菓子代)

問合せ:高齢介護課(地域包括支援センター)
【電話】0823-43-1640

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