令和4年度決算(1)

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本市では毎年、「市の財政が今どのような状態にあるのか」を市民の皆さんにお知らせするため、歳入歳出の概要、財産や借入金の状況などを公表しています。今
回は、令和4年度の決算状況をお知らせします。なお、令和4年度決算は9月議会に提出されています。
令和4年度決算書は、図書館や市民センターで見ることができます。

■一般会計歳入総額　159億1,692万円

自主財源：38億7,942万円(24.4%)
依存財源：120億3,750万円(75.6%)

▼一般会計決算の概要
歳入は、159億1692万円で、寄附金などが増加したものの、地方交付税や国庫支出金、繰越金などが減少したため、前年度比4%の減となりました。歳出は、153億8589万円で、電気代や燃料費の高騰により物件費が増加したものの、住民税非課税世帯臨時特別給付金事業などの扶助費の減少や豪雨災害に伴う災害復旧事業費の減少などにより、前年度比3・2%の減となりました。
歳入額から歳出額を差し引いた形式収支は5億3103万円で、このうち令和5年度に繰り越した事業に充てるための財源1億9210万円を除いた3億3893万円が実質的な黒字額となります。

▼歳入歳出の構成比
▽歳入
市税などの自主財源は38億7942万円(24・4%)で、地方交付税や国・県支出金などの依存財源が120億3750万円(75・6%)となっています。
自主財源は、ふるさと納税などの寄附金が増加し、一方繰越金が大幅に減少しました。
依存財源は、新型コロナウイルス感染症対策に対する国庫支出金が減少しました。

▽歳出
人件費、扶助費、公債費の義務的経費が67億2175万円(43・7%)で、普通建設事業費などの投資的経費が20億9251万円(13・6%)、物件費・補助費等のその他の経費が65億7163万円(42・7%)となりました。
歳出で比率の高い義務的経費では人件費、扶助費が減少し、投資的経費は豪雨災害に伴う災害復旧事業費が減少し、大柿市民センター建設に伴う普通建設事業費が増加しました。また、その他の経費は、輸出促進施設等整備支援事業費について補助費等が増加しました。

■一般会計歳出総額　153億8,589万円

義務的経費：67億2,175万円(43.7%)
投資的経費：20億9,251万円(13.6%)
その他の経費：65億7,163万円(42.7%)

■財産・基金・市債残高

※一般会計のうち約138億337万円は、償還時に普通交付税に算入されるので、市の実質的な負担は、約39億6,143万円の見込みです。

■人口1人当たりにしてみると
人口：21,294人(R4.4.1現在・外国人を含む)

▽歳入　74万7,484円
自主財源：18万2,184円　市税11万3,838円
依存財源：56万5,300円　地方交付税30万3,107円
(基金残高)一般会計：43万8,969円
(市債残高)一般会計：83万4,263円

▽歳出　72万2,546円
※主な費目の事業費
総務費：13万3,779円
民生費：20万313円
衛生費：4万4,942円
農林水産業費：3万9,267円
土木費：4万6,668円
消防費：2万9,553円
教育費：5万2,283円
公債費：9万3,173円