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私の空き家バンク活用方法~あなたも活用してみませんか~

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広島県江田島市

■登録しました
空き家バンクの登録を2022年6月に申請した石田昭子さんにお話を伺いました。
私は14年前に、母と叔母の介護をするため、長い間空き家となっていた父の家を直した後に、愛知県から夫と江田島市に戻ってきました。
介護をしてきた叔母や母は数年前に、また夫も病気で亡くなり、私は叔母や父の家を相続することになりました。
叔母が住んでいた家は、明治2年に建てられた築150年を超える古民家。時を重ねた家の管理は大変で、土壁を修理したり、換気のために急な階段を上がって窓を開けたりと、70歳を超えた私には大きな負担となっていました。
一人になった私の心配を子どもたちがしてくれて、愛知に戻っておいでよと声を掛けてくれます。もし、私がここを離れると、この家が無残な姿になってしまうのではないか、そうなるのであれば、誰かに買ってもらって暮らしてもらえたらと思い、空き家バンクの登録を考えました。子どもたちに相談すると、快く賛成してくれて、現在、空き家バンクのホームページ(hodohodo)でVR(360度カメラ)を使って紹介してもらっています。まだ、成約には至っていませんが、新たにこの家を受け継いでくれる方がいらっしゃることを願っています。

■購入しました
2021年に、広島市西区から江田島市に移住された小栗好博さん、菜摘さんご夫婦に、空き家バンクを活用した空き家の購入について、お話を伺いました。
当初、私たちは広島市内の物件を借りることを考えていましたが、あるとき、江田島市に住む方と縁ができ、たくさんの人を紹介してもらったことで、移住先の候補地として江田島市があがりました。
早速、空き家バンクに登録された物件を探していたところ、私たちが望んでいた「広い家・平屋・古民家」条件がそろった築80年の空き家と巡り合うことができ、4か月後には購入することを決めました。
私たちが暮らす広島市西区と空き家の場所は離れていましたが、hodohodo(ホームページ)のVR(360度カメラ)を使って、DIYのイメージを作り、購入後、約1か月かけて、家を住める状態にしていきました。
空き家バンクを利用して一番良かったことは、やはりVRです。
他の市や町では、ホームページがなかったり、役所でしか物件を見ることができないなど不便を感じていましたが、VRはどこにいても、空き家の中を見ることができるので、物件を探している人にとっては、とても優しい見せ方ができていると思います。

問合せ:企画振興課
【電話】0823-43-1630

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