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フウド FUUDO

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広島県江田島市

こんにちは!フウド館長の為政伸彦です。新年度ということで、昨年度の移住定住・空き家内覧サポートの取り組みの中で、印象的だったことを振り返ってみます。

■令和5年度実績について
空き家バンク物件の成約数は、ポータルサイト開設以降高水準をキープしています。年間32件(2月末時点)が成約しましたが、その内17件は江田島市民の方の利用でした。移住を伴って購入された方の内訳としては、例年どおり広島市内の方が多い傾向となりました。移住される方の中には、移住後も引き続き、理想に近い物件を探される方も多いです。
また利用者数自体は、月平均10組程度の利用をいただいています。比較的安価で修繕が少なそうな物件が掲載されると、問い合わせが殺到することもあり、依然として「空き家バンク」への注目度の高さを実感しています。

■江田島暮らしイメージツアーの開催
昨年7月、「仕事はそのままで暮らしを変える」をテーマにした初企画のツアーを、フウド、市担当者、地域おこし協力隊「空き家活用ディレクター」の蛇草隊員と協同で開催しました。近隣市町にお住まいの6組11名の方にご参加いただき、ただ空き家を巡るだけではなく、先輩移住者の古民家暮らしの見学や、地域コミュニティの方とのランチ交流会など、「江田島市で暮らしていくこと」について、より具体的にイメージしていただけるような内容を盛り込みました。ツアー参加後の感想では、「移住者同士の交流があることを知り不安が減った」「先輩移住者のお宅訪問は、地域付き合いやDIYなど様々な面で参考になった」などのご意見をいただきました。ツアーを実際に行って、この取り組みの価値は一言で言うと「交流」にあると感じました。次年度以降も様々な切り口から継続させ、江田島移住の看板企画としていきたいです。なんと、今回ご参加いただいた6組の内、2組の方々の移住が決まりました!
日々移住サポートに取り組む中で、非常に励みになるうれしいご報告でした。

■空き家あるある
空き家バンクの相談対応の中で、印象に残ったことをご紹介していきます。「空き家」と言っても状況は様々なのですが、少しでも身近に感じていただければ嬉しいです。

・夏は雑草(虫よけスプレーも常備必須)、冬はひっつきもっつきとの闘い
→ひっつきもっつきを避ける歩き方がすごく上手になりました。家の周囲や庭へ進むときは蜘蛛の巣がないかどうか、手持ちのファイルで確かめながら進みます。

・開けにくい、締めにくい鍵
→潤滑油も必須アイテムです。開けにくい玄関扉も、コツを掴んだり、利用者の方に手伝ってもらったりしながら出入りします。

・農機具や家財が残っている
→そのまま引き渡されるケースも多く、農機具を一から揃えるのも大変なので、移住希望者に喜ばれることもしばしばあります。

今年度も引き続き日々の相談対応やツアーなどの活動を通じて、江田島市での暮らしに、より多くの方に興味を持っていただけるよう取り組んでまいります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

開館日:火曜~土曜10:00~16:00(日曜・月曜・祝日休館)

問合せ:市移住交流拠点施設フウド
【電話】0823-69-8288

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