■気が付けば、花一筋30年
農業委員会における委員の活動を広く市民の皆様に知っていただくため、2回目の今回は、会長職務代理者村上浩司(むらかみこうじ)さん(53歳)をご紹介します。
村上委員は、大柿町に生まれ広島県農業者大学校を卒業後、実家の村上農園を継がれました。現在は、奥さんとご両親、5名の従業員の皆さんとともに、主に鉢花(シクラメンなど)や野菜の苗(トマトなど)を栽培されています。
花の品評会では、これまでに内閣総理大臣賞など数々の賞を受賞されるとともに、毎年5月に開催される「ひろしまフラワーフェスティバル」では、鉢花の提供をされています。
農業委員は、平成20年11月に就任。就任のきっかけは、「色々な人と情報交換をすることで、見識が広まる」と、ある市議の方から勧められたことからだそうです。また、「農業委員に就任し、他の農業者との関わりや情報交換、そして農地法を知るきっかけにもなった」とも。
30代から人材を育てることの大切さに気付かされ、オールマイティに仕事ができる人を育てる仕組みや、花の病気を予防する土づくりや肥培管理など、年間を通して収穫できる計画的な農業を目指してこられました。
村上委員いわく、「気が付けば花一筋30年。小さい頃から家業を手伝い、気づけばその道へ進んでいたね」。
花一筋果敢にチャレンジされている姿に、これからも農業委員会の若きリーダーとして、ご活躍を期待します。
問合せ:農業委員会事務局
【電話】0823-43-1645
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