「つむぐ通信」では、地域おこし協力隊員が、月替わりで活動内容やイベントなどのお知らせ、地域おこしに関する企画や提案を紹介していきます。
■江田島市地域おこし協力隊
国際交流支援員:大方芳恵
えたじま里海ナビゲーター:守本怜矢
観光事業総合プランナー:竹林健一
観光事業総合プランナー:山田京子
facebookで情報を発信しています
HP検索:江田島市地域おこし協力隊
■今月は山田京子さん
地域おこし協力隊の任命を受け、3か月が過ぎようとしています。季節は春から夏に変わろうとしており、江田島の綺麗な海や山を眺めても誤魔化せない暑さとの闘いの日々がやって来ましたが、どうにか日々の生活や業務にも少しずつ慣れてきたところです。
そんな中、先日『江田島暮らしイメージツアー』という催しが開催され、10人余りの方が参加されていました。私が最終的に江田島市での生活を決めるきっかけとなったのも昨年そのツアーに参加したことでした。現在の私の住まいはその時に案内された物件のうちの一つなのですが、その家に皆さんお立ち寄りになり、島での暮らしを見ていただきました。
その中のご夫婦が昨年も参加されていたご夫婦で、ありがたいことに私を覚えておられ、声をかけて下さいました。『山田さん、どうしてるんだろうねって話してたんですよ。』と言われ、もう1年経ったのか…と感慨深いものがありました。
参加して下さった皆さまに少しでも参考にして頂けたかな?また私と同じように島に魅せられて実際に江田島での生活を始めて下さる方が一人でも多く増えるといいな、と思っています。
そして、
今私はこの秋、飛渡瀬に新設する特産品販売所のオープンに向け様々な活動をしております。
新施設の名称公募や、どのような店舗にすればご来店の皆さまに喜んでいただけるのか、居心地の良い場所にできるのかなど、各地の特産品販売所や道の駅など業態の似通ったスポットをインターネットや本などで片っ端から調べては、飛渡瀬に置き換えて青写真を描くという作業に明け暮れています。
また、先日は因島など海沿いの町の観光協会や特産品販売所(主に土産物売り場)の視察にも行き、どのような陳列がされていてお客さまがどのように商品を見ておられるのか、どのようなものが実際に手に取ってもらえるのかなどを見てきました。
その地域にはどのような特色があり、どのような体験(行事)ができるのか、どのようにそれを伝えようとしているのかなどを調べ、良いところはどんどん取り入れて『いつ覗いても楽しい場所』になるように工夫したいと思います。とにかくすべてが手探りであり、もっともっと見聞を広げないといけないなと感じています。
毎日新名称の応募が寄せられており、応募いただいた皆さまがそれぞれに江田島市への思いを込めて名称を考えてくださっていることが伝わってきます。この記事が掲載されることにはもしかしたら新名称が誕生しているかも知れません。その思いのこもった名称や皆さまの期待にできるだけ応えることのできる施設に仕上がるよう精一杯プランニングしていきたいと思います。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>