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『は~い農業委員会です』vol.4

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広島県江田島市

■トレーナーと研修生、切磋琢磨し花咲かす
第4回目は、沖美町是長で花き栽培を営む下河内昭博(しもごうちあきひろ)委員(43歳)です。本市の農業委員には、平成29年11月に就任されるとともに、新規就農者育成研修制度の指導者(トレーナー)としてもご尽力いただいています。
沖美町で生まれ育ち、高校卒業後、大学進学を機に実家を離れ、大学卒業後は、広島市のハウスメーカーに就職されました。28歳で江田島市にUターン。まさか、ご自身が専業の花農家になるとは思っていなかったそうです。沖美町の農業法人への転職をきっかけに、真剣に花農家を目指すことになりました。
32歳の時にスイートピー栽培の専業農家として独立をされてからは、より高価で取引されるトルコギキョウやストックの栽培に挑戦されてきました。
そのため現在では、主に関東や関西方面に出荷され、両品種とも需要が高く市場からは高い評価を得ています。また、令和4年4月から2年間、本市が実施する新規就農者育成研修制度のトレーナーを引き受けていただきました。当時、新規就農研修生であった沖美町是長の下原勝(しもはらまさる)さん(42歳)に、花の栽培技術などを教え、研修終了後の独立就農を後押しされました。下原さんからは、「下河内委員は、昔からの友人。何でも聞けるし、何でも言えて。彼の指導で大変な作業も頑張れた。」
下河内委員は、「これからは、トレーナーと研修生の関係を超え、お互いが切磋琢磨し、ともにより良い花を咲かせたい」と。
下河内委員には、これからも、本市の農業委員として、また、花の栽培農家を守るため若きトレーナーとして、ご活躍を期待しています。

問合せ:農業委員会事務局
【電話】0823-43-1645

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