ギリシャ共和国との国際交流事業ETAJIMA×GREECE
~現地ギリシャの中学校との交流が実現~
江田島市は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会でギリシャ共和国のホストタウンに登録されたことを契機に、同国との交流を始めて今年が4年目となりました。
今年度は、4月から新たに駐日ギリシャ共和国特命全権大使に着任されたニコラオス・アルギロス閣下を招き、市内学校のこどもたちとの交流を主に行いました。
初日となった10月18日(金)、大使は、はじめに呉特別支援学校江能分級を訪問され、学習発表会を見学した後、グラウンドにオリーブの記念植樹をしました。
次に、大柿中学校で、ギリシャ本国のニケア第11中学校との生徒間のオンライン交流に参加されました。
このオンライン交流の実現に向けては、非営利組織日本ギリシャ協会やギリシャ在住の日本人コーディネーターの方々にご協力いただいたほか、大柿中学校1年生も英語による発表準備に取り組みました。
その後、さとうみ科学館、イリニ農園を訪れました。
2日目の19日(土)は、海上自衛隊第1術科学校を訪問し、大講堂などの見学を通して、本市の歴史に触れられました。
今回の交流に加え、市内飲食店におけるギリシャ料理提供(えたじまギリシャWeek)、市内小中学校でのギリシャ給食提供などを通して、よりギリシャの存在を身近に感じていただけたのではないかと思います。
今後も、本市とギリシャ共和国は、共通の特産品であるオリーブを通じての関係を深めるとともに、今回結ぶことができたニケア第11中学校との縁を大事にして、よりいっそうの国際理解を図っていきます。
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