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ワイヤーメッシュ柵と電気柵の適切な設置方法 正しい有害鳥獣対策(イノシシ)方法について

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広島県江田島市

先月号にて、集落点検の結果、設置方法が適切でないワイヤーメッシュ柵等について説明しましたが、今月号では、「防除の基本」となるワイヤーメッシュ柵と電気柵の適切な設置方法について説明します。

■ワイヤーメッシュ柵の設置について
▽ポイント
・格子は10cm角、太さは5mm以上
・支柱は太さ13mm以上
・縦の鉄筋が外側(獣側)
・つなぎ目は格子1マス分を重ねる
・支柱に5か所以上固定(下から3か所は1マス毎に固定する)
・最下部の横鉄筋を地面と密着して杭等で固定する
・支柱は内側(農地側)で1mおきに30cm以上しっかり打ち込む
・地面にビニールハウス用直管パイプ22mm径を固定するとなお良い

■電気柵の設置について
▽ポイント
・電気線の高さは、20cm、40cmの二段張り・ガイシの向きは、外側(獣側)にする
・上下の電線は、50m~100mに1箇所つなぐ(一部が断線しても、通電が確保できる)
・アース棒は深く地中に埋め込む(湿り気のある場所がいい)
・24時間、年中通電する。電気を通さないのであれば、撤去する。
・本体はソーラータイプを使うと、維持コストを下げることができる。
・設置場所は、舗装からは50cm以上離す。(電気線に触れたとき、前足が土の上に乗るように設置する)

問合せ:イノシシ110番
【電話】0823-43-1652

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