■それぞれの家庭における里海の魅力発信
1月22日(水)に民泊受入家庭の方々へ向けたスキルアップ研修「里海の魅力を活用しよう!」を実施しました。
講師には、さとうみ科学館の西原館長を迎え、修学旅行などで、江田島市を訪れた生徒に向けて、どのように里海の魅力を感じてもらい、伝えていくかをテーマにお話をしてもらいました。
江田島市を囲む瀬戸内海の干満差は、全国平均1~2mに対して、4mあるといったことや、ハクセンシオマネキというレッドリストに登録されているカニが生息しているなど、少し目を向けてみるだけでも江田島市には様々な特徴や魅力が溢れています。
その魅力ある自然を活用する4つのポイントとして、(1)地形にこだわる(2)種・特徴にこだわる(3)地域性にこだわる(4)変化にこだわることがあげられ、これらの観点から受入家庭それぞれが見せたいもの、体験してほしいものを伝えていってもらえたらとのことでした。
あらかじめ触った質感(ざらざらやごわごわなど)や形(星形やハートなど)をビンゴカードに書いておき、それに当てはまるものを海で探すビンゴゲームの紹介、ビーチコーミングで作成したものなど、さとうみ科学館には、里海の魅力発信方法や考え方のヒントとなるような展示がたくさんありますので、ぜひさとうみ科学館を訪れてみてください。
今回の研修がきっかけで、初めてさとうみ科学館に来訪された受入家庭の方も、そうでない方も、もっと里海の魅力発信について学びたいとの声がありましたので、今後も継続的に今回のような研修を企画していきたいと思います。
問合せ:交流観光課
【電話】0823-43-1632
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