筆の里工房の休館日:10月7日、15日、21日、28日
■定家様(ていかよう)が伝えた文化-そうだったのか藤原定家(ふじわらのていか)さん-
日時:[中期]10月1日(火)~14日(月・祝)、[後期]10月16日(水)~11月4日(月・休)
鎌倉時代を代表する歌人・藤原定家が確立した独自の書風「定家様」の約800年に渡る歴史を紹介します。
■展示室でのギャラリートーク作品を解説します
日時:毎週土曜日、祝日 13:30~
料金:無料(要入館料)
講師:当館学芸員
■記念シンポジウム「定家様の書とフォント」
フォントとは、活字やコンピュータ上で利用できる書体データのことです。
定家の書をもとにつくられた「かづらぎフォント」の制作秘話や、文字デザインにかかわるクリエイターを招いて筆文字の魅力と可能性について話します。
難しい話ではありませんので、気軽にご参加ください。
日時:10月13日(日) 13:30~15:00
料金:無料(要入館料)
定員:100人(要申込)
講師:
西塚涼子(アドビ プリンシパルデザイナー)
阪本圭太郎((株)モリサワ デザイン企画部部長)
増田浩之((株)モリサワ エグゼクティブタイプデザイナー)
コーディネーター:名児耶明(筆の里工房副館長)
■室井滋 朗読会andトークライブ
日時:11月17日(日)
(1)11:00~12:00、(2)14:00~15:00
料金:500円(要入館料)
定員:各回100人(要申込)
申込み:
[PAL会員]10月3日(木)9:30~
[一般]10月17日(木)9:30~
※電話受付のみ
※PAL会員優先受付期間中に定員に達した場合は、一般受付はありません。
◆入館料
大人:800(600)円 小中高生:250(200)円
※( )は20人以上の団体料金
■令和6年秋 筆の里工房開館30周年記念展作品紹介
◇つながる定家様(ていかよう)
藤原定家が作り出した「定家様」の書風は、定家が亡くなった後も、定家を尊敬する多くの人たちによって、現代まで800年もの間、書き継がれました。
右の写真は、定家の子孫、冷泉為理(れいぜいためただ)の書です。今から160年ほど前、明治維新の頃を生きた人物です。家の繁栄を縁起のよい鶴になぞらえて詠んだ歌を書いています。
この頃の定家様は、線の太さと細さの変化が極端になっています。定家様は、定家の文字をそれぞれの時代に合わせてアレンジすることで書き継がれてきたのです。
平成6年に開館した筆の里工房は、9月に30周年を迎えました。その記念特別展「定家様が伝えた文化-そうだったのか藤原定家さん-」が、現在開催中です。
〒731-4293 広島県安芸郡熊野町中溝5-17-1
【電話】082-855-3010【FAX】082-855-3011
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
【URL】http://fude.or.jp
Shoppingsite:http://kumanofude.com/
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