■「温活(おんかつ)」で免疫力アップ!!
2月は、暦上は春ですが、寒さが続き、まだまだ春とは言いがたい時期です。寒さによって身体が冷えると、血流が減少し、免疫細胞の働きが鈍くなるため、免疫力が低下します。免疫機能は、体温が36.5~37.1℃程度で十分発揮され、体温が1℃下がると、30%も低くなってしまうといわれています。
『温活(体を温めることで基礎体温を上げ、体調不良などを改善するための活動)』で、残りの冬を元気に乗りきりましょう。
■1 内側から『温活』
○体を温める食材を選ぼう!
寒い環境で育つ冬の野菜や土の中で育つ根菜類には、体を温めてくれる効果があります。
また、発酵食品は、新陳代謝を促したり、血流を良くしたりしてくれます。
冬野菜と根菜類を使ったみそ汁は『温活』に最適!
○体を温める飲み物を選ぼう!
発酵させて作られるお茶、ポリフェノールが含まれるココアや黒豆茶などは、冬の冷えた体を温めてくれます。
■2 外側から『温活』
○衣類を工夫して、体の熱を保とう!
“首”がつく部分(首、手首、足首)は、皮膚に近いところに太い血管が通っているため、温めることで全身の血流が良くなります。
また、臓器が集まるお腹や体の約7割の筋肉が集まる下半身を温めることで、効率よく体を温めることができます。
○お風呂に浸かって、体を温めよう!
お風呂に浸かることで、体を温め、血流促進、自律神経を整えることができます。
38~40℃のぬるま湯に10分以上浸かろう♪
■3 運動で『温活』
○適度な運動で、筋肉量を増やそう!
体温の約4割は筋肉によってつくられています。特に、筋肉が多く集まっている下半身の筋肉を鍛えることで、体を温める効果が上がります。ウォーキングやスクワット、ヨガなどを生活に取り入れてみましょう。
ウォーキングやスクワット、ヨガなどを生活に取り入れてみてはどうかしら?
○ストレッチで筋肉をほぐそう!
急に運動をすると、ケガをするおそれがあります。運動の前にはストレッチで体をほぐしましょう。また、普段使っていない筋肉を動かすことで、血液の流れが良くなり、体を温める効果があります。
(健康推進課)
問合せ:健康推進課
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