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議会だより 上板町議会(2)

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徳島県上板町

◆坂東泰幸 議員
〇[質問1]農業振興策について
(1)新年度当初予算案では例年どおりの予算編成であり農業振興対策が感じられないのは何故か
答弁:長濱産業課長
農業振興費に関する予算の多くは、自ら経営基盤の強化や経営改善に努める意欲ある農家を補完するものとし、各補助事業を当初予算に計上している。町としては、限られた財源での支援を既存の事業と併せて今後の農業振興に取り組んでいく。

(2)農家の高齢化が進む中、今後魅力ある農業に変革していかなければ新規就農や若い農家の育成ができない。本町としては、どのような考えがあるのか
答弁:長濱産業課長
新規参入者を重点指導対象としフォローアップを行い国等の補助金制度を活用し安定的な経営体になるための支援を行いたい。意欲ある農家や後継者には収入保険の一部補助や新規補助事業の創設を検討している。

〇[質問2]部活動の地域移行について
(1)近年の少子化や教員の働き方改革において中学校の部活動の在り方が変わり始めている。現在の中学校の部活動の状況はどうなっているのか
答弁:坂東教育委員会事務局長
上板中学校では運動部・文化部併せて14の部活動が活動している。平成30年度より「上板中学校部活動の在り方に関する方針」を策定し、適切な休養日の設定や運営体制の整備等、国のガイドラインに則った活動に取り組んでいる。サッカー部・柔道部に部活動指導員を配置し教員の負担軽減を図っている。

(2)今後は休日等の部活動については、段階的に地域等の外部に委ねていく考えはあるのか
答弁:坂東教育委員会事務局長少子化が進み生徒数も減少する中で、従前と同様の運営では維持が難しくなってきている。地域移行を含めた速やかな体制の見直しが必要と考えている。部活動を地域に移行するには、受け皿となる団体や指導者の確保が必要となるため、現在確保に取り組んでいる。指導者等が確保できた部活動から段階的に地域移行を進めていきたい。

〇[質問3]Withコロナに向けた今後の活動について
(1)新型コロナウイルス感染症も3年が経過し、様々な制約のもと行事等の中止や縮小を行ってきた。今後の活動についてはどうなるのか
答弁:廣澤総務課長
新型コロナウイルス感染症の影響により令和2年度から各種行事等が、中止や規模縮小を余儀なくされた。5月8日には新型コロナウイルス感染症法上の分類が5類に引き下げられる予定となっているため徐々に平時を取り戻していくものと考えられる。令和5年度からは、段階的ではあるが感染対策の在り方や動向を注視しながら開催を見送ってきた各種行事等を見直していく考えである。

〇[質問4]歴史民俗資料館について
(1)長年、開館している歴史民俗資料館の現在の運営はどうなっているのか
答弁:坂東教育委員会事務局長
当館は令和5年度で34年を迎え、学芸員と事務補佐員を配置し一般見学客の対応や小中高等学校の社会科見学等の対応を行っている。入館料は大人220円、小人110円で年間収入は2万円前後となっている。

(2)今後の運営方針はどのように考えているのか
答弁:坂東教育委員会事務局長
本年度から土日祝日を開館したことにより入館者数は増加した。しかし、建物の老朽化が進んでいる為、今後の施設の在り方等について検討する時期であると考えている。
答弁:瀬尾教育長
本町には、他の地域とは異なる藍に関する歴史と文化があり、これを活かした、まちづくりへの取り組みは、重要な課題の一つであると考えている。これまで培ってきた伝統は次の世代に継承し、教育の向上に努めたい。

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