■不起訴には11人の審査の目
検察官が事件を裁判にかけなかったこと(不起訴処分)のよしあしを、選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の検察審査員が審査する制度です。
◇検察審査員はどうやって選ばれるの?
各市町村の選挙管理委員会が有権者を対象に行ったくじの結果をもとに、候補者名簿が作成され、その名簿の中からくじで選ばれます。
◇選ばれたら何をするの?
月に1、2回開かれる会議で、検察庁から取り寄せた事件の記録を調べ、意見を出し合って、不起訴処分のよしあしを審査します。
◇法律知識がなくても大丈夫?
検察審査員の仕事は、不起訴処分のよしあしを国民の視点で審査することですので、法律の専門知識は必要ありません。
■あなたも選ばれるかも
法改正により、令和5年2月から、検察審査員になる年齢が20歳以上から18歳以上になりました。
検察審査会制度については、【URL】https://www.courts.go.jp/kensin/で詳しく紹介しています。
申立て・手続案内は、各事務局までお問い合わせください。費用は一切かかりません。
問合せ:
徳島検察審査会事務局【電話】088-603-0160
美馬検察審査会事務局【電話】0883-52-1035
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