■上板町長 松田卓男
明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、輝かしい新春を迎えられ、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、日頃は町政の運営、推進にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
新年においても町民の皆様のご負託に応えるべく、決意を新たに『夢ある上板』の公約実現に向けて、初心を忘れず全身全霊をもって努力する覚悟であります。
これからの町政運営にあたっては、多くの課題があり前途多難ではありますが、ひとつひとつ誠意を持って課題解決に取り組み、あらゆる世代の町民の皆様が幸せを実感できるまちづくりを目指したいと考えております。
さて、昨年の主な取組みと致しましては、『定住促進住宅取得応援助成金』、『さくら保育所改修工事』、『育児用品等配付事業』、『保健相談センターを拠点とした町民の健康管理と健康増進の充実』、『高齢者外出支援バス・タクシー料金助成事業』、『リサイクルセンター整備事業』、『新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業』等、「挑戦・実行・実現・子どもたちに夢ある未来を」を旗印に、小さくてもキラリと光る上板町を目指す施策を重点的に行いました。
しかしながら、最近の国勢調査によりますと、本町のみならず全国的に、人口減少と少子高齢化が進行しています。また、ウクライナ危機に端を発した円安・物価高騰による景気悪化により、本町経済や地域活力に悪影響が懸念されているところであります。
今後は、本格的な人口減少社会に突入している中、本町が活性化し発展し続けて行くためにも、町民の暮らしや福祉の満足度を高め、外から見た町の魅力度を高めるとともに、さらなる活性化に向けた取り組みを図る為の施策が重要な課題となっております。
これらの課題解決に向けて『役場は町民の役に立つ場』という意識を全職員共通認識となるよう、職員の意識を改革し、出来ることはすぐ実行するフットワークの軽い職員を一人でも多く育てていきたいと思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
本年も、小さなことほど丁寧に、当たり前のことほど真剣に、常にチャレンジ精神をもって取り組み「小さくてもキラリと光るまちづくり」実現へ、未来を見据えた長期的な展望を持って町政を進めてまいります。
結びに当たり、今年一年が町民の皆様にとりまして、健康で幸多き飛躍の年となりますことをご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
■上板町議会議長 坂東泰幸
新年明けましておめでとうございます。
令和6年の年頭に当たり、上板町議会を代表して、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
町民の皆様におかれましては、輝かしい新春をお健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また、日頃から町議会への深いご理解と議会活動に対する温かいご支援・ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
昨年10月の第3回臨時会におきまして、第32代上板町議会議長に就任いたしました。微力ではありますが、上板町発展のため全力を傾注してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、振り返りますと、ようやく新型コロナウイルスの猛威が落ち着いてきたかと思えば、一昨年からのウクライナ情勢に加え、イスラエル・パレスチナ紛争により世界情勢は悪化の一途を辿っており、私たちの生活にも物価高騰という避けられない波が押し寄せております。
また、各地では豪雨による河川の氾濫や土砂崩れ等の自然災害が多発しており、被災地支援や災害対策事業を促進していく必要性を強く感じているところであります。
今、急速に進行しつつある国際化、情報化、少子・高齢化社会に対応していかなければならない時に当たり、本町においても克服すべき多くの課題を抱え、行政需要はその量・質ともにますます複雑多様化する等、誠に厳しいものがあります。
私ども議会も、こうした厳しい状況の中、議会改革に取り組み能率的な議会運営に努め、町民皆様へ議員活動がより身近に感じていただけるよう努力を重ねて参りたいと考えています。
また、魅力あるまちづくりを進めていくために、時代を見据えた情報分析に力点を置き、町執行部と互いに知恵を出し合いながら地方創生と人口減少の克服、少子高齢化への対応や防災対策など町民参画の町政運営に取り組まなければならないと考えております。
そして豊かな住みよいまちづくりを目指して、町民皆様方のご期待に応えるよう決意を新たにしておりますので、どうか本年も相変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げますと共に、本年が皆様方にとって、幸せ多い年でありますようお祈り申し上げまして新年のご挨拶といたします。
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