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議会だより 上板町議会(2)

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徳島県上板町

◆前田忠道 議員
○質問1 各河川の維持管理について
(1)鳶谷川改修の進捗状況は
答弁:乾建設課長
徳島県より、測量設計区間の用地地権者から用地取得について、承諾が得られれば事業化すると聞いている。本年10月末までに地権者の協力意向について、調査を依頼されている。
(2)鳶谷川の堆積土砂の現状についてどこまで把握しているか
答弁:乾建設課長
本年度行われた防災対策特別委員会の現地視察において、一部区間で60センチほど堆積しているのを確認している。
(3)宮川内谷川の維持管理についてどこまで要望しているのか
答弁:乾建設課長
令和6年度は宮川内谷川と、鳶谷川直流線の合流地点の深掘れについて、修繕を要望している。
(4)六条樋門の漂着ごみの処分・対策について
答弁:乾建設課長
徳島県が導水路の浚渫を行う際、吉野川本線に高志川の水が流れ込むが、ごみが流出しないようオイルフェンスの設置や対策を講じて施工している。今後は、平常時においても、防止対策について検討していく。

○質問2 勤労青少年の家跡地の管理について
(1)跡地の雑草について、今後はどうするのか
答弁:坂東教育委員会事務局長
9月下旬〜10月上旬に、除草作業を予定している。また、今後の利用について、現在のところ計画はない。財政面、その他事業等の優先順位を考えると何をするにも非常に難しいのが現状。記念碑の周辺及び敷地内の環境整備を行いながら、今後の利用方法を考えていく。

○質問3 砂防指定地域指定について
(1)指定地域外現状について、今鳶谷川上流の山の崩落している右側でもこの度の大雨で崩壊し、土砂が下の田畑に流れ込んでいる。どう対策するのか
答弁:長濱産業課長
今回の線状降水帯の発生や台風10号の大雨の影響で、鳶谷地区の水田の法面が崩落した。現場確認を行い、災害復旧工事費用の積算を関係機関に依頼し、その結果を徳島県東部農林水産局へ提出した。また、農地の所有者に対して、災害復旧事業の内容等について説明を行った。
答弁:乾建設課長
鳶谷川最上流部で土砂が田に流入する耕地災害が発生している。早急に徳島県に浚渫と対策について要望していく。
再問:鳶谷川源流付近の土砂崩れの規模について把握しているか
答弁:乾建設課長
まだ確認できていないので、早急に確認する。
再々問:砂防指定地への指定に向けて進めていただきたい
答弁:乾建設課長
地権者、流域の町民皆様方の意見を聞きながら、慎重に進めていく。

◆柏木美治代 議員
○質問1 国保税について
(1)子どもの均等割軽減の対象を18歳までとした場合、対象人数は
答弁:栗尾税務課長
0歳〜18歳までの国民健康保険加入者は、現在143人。
(2)7歳〜18歳までを半額免除にした場合、予算がいくら必要か
答弁:栗尾税務課長
均等割の合計額一人当たり3万3千円。その半額を軽減した場合7歳〜18歳までの106人とすれば約180万円必要。
答弁:松田町長
子育て世帯の軽減を図ることは重要だと考えているが、保険制度の公平性や子育て支援の観点から、国による制度で実施すべきと考えている。
(3)マイナ保険証について、マイナンバーカードをマイナ保険証とするために、保険証機能をつける手続きが必要だが、利用率は
答弁:長尾住民人権課長
マイナンバーカードを健康保険証として利用する登録は、カードを所有する方がスマートフォンやパソコンを用いて登録するため、件数を把握することは困難。
(4)政府が12月2日から「新規発行が終了」とマイナ保険証への移行を宣伝しているが、現行の保険証は使えなくなるのか
答弁:廣野健康推進課長
現行の被保険者証については、現在発行されている有効期限である令和7年7月31日まで利用できる。
(5)12月からの健康保険証の扱いについて資格確認書などの発行について教えてほしい
答弁:廣野健康推進課長
マイナ保険証を持っていない方は資格確認書をこれまで同様、健康推進課で申請なしで発行する。

○質問2 住民の移動手段としてのコミュニティバスの導入について
(1)瀬部地区の徳島バスの路線が廃止され、今年10月から石井上板線も廃止されるが、町として地域住民の状況をどのように把握しているのか
答弁:佐藤企画防災課長
上板町南部を経由するバス路線はなくなり、利用していた方にとっては非常に不便となっていることを認識している。高齢者を対象に外出支援タクシー代1万円や、バスの利用促進や経済的負担軽減のため、バスの定期券購入補助制度を創設している。
(2)住民のニーズをしっかり聞いて、ぜひコミュニティバスの導入を
答弁:佐藤企画防災課長
現在コミュニティバスを導入している県内の運営状況や利用状況を含めて、どういった形で取り組むべきか検証している。また財政当局とも協議が必要。

○質問3 大阪万博について
(1)万博会場への学校行事として子どもたちの参加に対して安全性に疑問。慎重な対応をして欲しい
答弁:和田教育長
万博会場となる夢洲は埋め立てによりつくられた人工島であるため、メタンガスが発生し工事作業中に爆発事故が起こった。また強い毒性を持つヒアリが見つかった。
地震や台風などの災害対策やテロ対策、感染症対策など安全性の懸念は多くある。
現時点においては、協議が必要な情報提供が十分でない現状がある。
今後校長会で安全面も含めて協議を進めていきたい。

○質問4 入学支度金について
(1)ひとり親家庭への入学支度金の支給をしてほしい。ひとり親家庭で来年度の小学校、中学校の入学予定の人数は何人か。
阿波市では1万円、石井町は3万円支給している
答弁:荒川民生児童課長
令和7年度入学予定は小学校は5人、中学校は14人。
今後の他町の動向を注視しながら、状況等調査し検討したい。

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