◆本淨敏之 議員
○質問1 「技の館」を中核とした観光地づくりについて
(1)野外の休憩所として「東屋」を建て、ベンチを設置してはどうか
答弁:長濱産業課長
設置場所として、泉水庵跡地が候補地であるが費用対効果やジャパンブルー上板の考えも含めて検討する。
(2)台山へ上る道路を補修する必要があると思うが
答弁:長濱産業課長
台山へ登る桜ロードの状況を確認し、歩行者が安全に歩けるよう補修を検討したい。
再問:台山〜大山寺までの道路を整備し、桜等を植えるとより親しみのあるハイキングコースになると思う。現在ある観光地をPRしていく必要があると考えるが
答弁:長濱産業課長
DMO観光推進機構を通じて、ハイキングコース等々を含めた周遊コース等を盛り込んでPRしていきたい。
(3)薬草公園西側の「しだれ桜」の周辺の除草を行うと共に、植樹された方の「氏名板」を設置してはどうか
答弁:長濱産業課長
しだれ桜周辺の除草作業等に泉谷協議会が取り組まれている。同協議会が対応しきれないものについては上板町として取り組む必要がある。ネームプレートの設置は泉谷協議会の判断に委ねたい。
再問:夏場にツルが繁茂し桜に絡みつき桜木を傷めている。泉谷協議会と連携の上、ツル除草作業をして欲しい
答弁:長濱産業課長
夏場の状況、草の生え具合を定期的に確認し、泉谷協議会と検討する。
○質問2 家庭から出されるゴミの減量対策について
(1)家庭ゴミの量と処理費用はどのように推移しているか
答弁:蔭山環境保全課長
家庭系ゴミの量は、令和元年度から令和5年度までの間、住民1人当たりの排出量はほぼ横ばい状態。処理費用は令和元年度から令和4年度間は2億円前後であったが、令和5年度は約2億3千万円になっている。
再問:人口が減少しているのに、ゴミの量が横ばいというのは、実質的には増加している。処理費用も増加しているが、その原因は
答弁:蔭山環境保全課長
負担金の増加の原因は燃料、LNGの高騰、光熱費、修繕費等の増加である。
(2)家庭ゴミの減量を図る課題と対策は
答弁:蔭山環境保全課長
家庭ゴミの減量対策として、生ゴミ処理容器等補助事業を行っている。補助申請件数は令和5年度電気式4件、容器式9件。令和6年度(8月末現在)電気式4件、容器式9件。町民に同補助事業を利用いただき、生ゴミを減らしたい。
再問:生ゴミ処理容器を無料配布してはどうか。町内の各支部単位で説明会をしてはどうか
答弁:蔭山環境保全課長
家庭ゴミの減量を図る上で一番の課題は水分を含む生ゴミである。生ゴミの約7割が水分であり、町民の協力がなければ減量は進まない。ゴミの減量化については、各市町村の取り組みを調査し上板町としての方策を取り入れたい。
再々問:生ゴミの減量対策として生ゴミの専用袋をつくり、生ゴミを肥料化することを提案する
○質問3 葬儀場の建設にかかる手続きについて
(1)上板町では葬儀場の建設に際し、どのような手続きが必要か
答弁:廣澤総務課長
葬儀場の建設ということで特段の手続きはない。但し、農地を転用して施設を建設する場合は農地転用許可が必要である。
(2)申請時の建設目的と建設後の目的が相違している場合はどのように対応するのか
答弁:廣澤総務課長
建築後、明らかに目的が相違している場合は事業計画の変更手続きをもらい、実際に建築された施設の目的に対する許可をもらうように指導する。
(3)葬儀場の建設に関する条例を作る必要があると考えるが
答弁:廣澤総務課長
法令に違反しない限り一業種を限定して制限をする条例の制定はできない。指導の要綱等については調査研究する。
○質問4 カーブミラーの倒壊事故防止対策について
(1)カーブミラーの設置数及び設置年度はどのような状況か
答弁:乾建設課長
令和6年8月末現在のカーブミラーの設置数は802カ所、直近の設置年度は令和3年度〜令和5年度間では各年間新設・交換とも数カ所である。
再問:カーブミラーの設置はどのような手順でしているか
答弁:乾建設課長
設置手続きは、支部長及び要望者が設置要望書を提出し、設置場所が水田等の場合は要望者が地権者の了承を得る必要がある。
(2)カーブミラーの管理状況はどのようになっているか
答弁:乾建設課長
住宅地図に設置場所等を入力・管理し、町職員の巡視及び町民の情報提供等で対応している。
(3)カーブミラーの耐用年数は
答弁:乾建設課長
概ね15年~20年程度である。
再問:支柱は鉄のパイプであり、内部が腐食する。点検しなければ事故が発生する恐れがあると考えるが
答弁:乾建設課長
支柱上部のキャップが外れて雨水が進入し内部が腐食する場合と、犬の散歩等でのし尿による場合がある。
(4)カーブミラーの管理条例をつくり、事故防止を推進してはどうか
答弁:乾建設課長
調査したが、カーブミラーの管理条例の事例はない。再問カーブミラーの管理ルールをつくる必要があると思うが、町長の見解を伺いたい
答弁:松田町長
カーブミラーの管理規則等は今後の課題である。
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