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議会だより 上板町議会(5)

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徳島県上板町

◆乾 崇 議員
○質問1 令和5年度決算について
(1)不用額の多い項目「教育費」。当初予算5億7千万円対比不用額74百万円、補正予算後不用額50百万円、予算に対して乖離幅が多額な要因は
答弁:坂東教育委員会事務局長
当初予算策定時の会計年度任用職員採用予定数15名に対して10名採用。計画比採用人員5名減。さらに、4幼稚園、4小学校、中学校以上9施設の電気代他諸経費面で余剰金が発生し予算対比乖離幅拡大。
再問:町内4幼稚園、4小学校は少子化の影響で小規模化し、教職員配置面で効率が悪いのでは。子供達の教育環境の充実、教職員の職場環境の改善を図るためには統廃合が必要では。行財政改革にもつながるが見解は
答弁:和田教育長
幼稚園は昨年度「検討委員会」を立ち上げ、今月中にアンケートを実施予定。また、小学校も昨年度出生数41名と減少しており、将来的には教育活動、教育内容の充実をめざし、再編・統合も視野に入れた在り方を検討する。
(2)令和5年度当初予算の人件費総額12億96百万円に対して決算額は11億80百万円。予算編成時の査定が甘いのでは
答弁:廣澤総務課長
正規・再任用職員は1月1日時点の人員を基礎として、退職者、採用予定者を勘案して算出。会計年度任用職員は、各課の業務量を考慮して必要人員数を算出しているが、応募が少なかったり退職者増等の要因で不用額発生。

○質問2 令和5年度農業集落排水事業決算
(1)歳出総額61百万円に対して使用料収入は9百万円程度。収支改善策は
答弁:蔭山環境保全課長
機能強化工事を実施し延命措置を行っている。財源は国庫補助と起債。健全な施設運営を行う上では、使用料の見直しも検討する必要有。

○質問3 防災・減災対策について
(1)大雨警戒レベル4:避難指示は町民へどのような方法で周知したか
答弁:佐藤企画防災課長
大山・松島地区の198世帯・474人に対して、防災行政無線、エリアメール、町ホームページ、テレビ等報道機関等を通じて周知した。
(2)避難指示に対して避難所への避難状況は
答弁:佐藤企画防災課長
避難者は、29日・30日2日間で5名。
(3)「線状降水帯」の降雨時間が長時間となれば内水・外水氾濫の危険性が高まる。水害災害を未然に防ぐためには六条暗渠改修工事の早期完成が不可欠
答弁:長濱産業課長
改修工事が完了すれば、高志川の水流量が拡大され内水氾濫被害を防ぐことが出来る。関係機関と連携して早期完成を目指す。

○質問4 新ごみ処理場の件について
(1)新ごみ処理場完成までの「ごみ搬出処理」の事業者選定委員である副町長はどのような議論をして決定したのか
答弁:坂東副町長
選考委員は学識経験者2名、行政機関4名、合計6名で構成。提案先1社の提案書に基づき評価項目ごとに採点し、公正に優先交渉権者を決定した。
再問:阿波市議会での部長答弁は、ごみの減量化は運搬処理費用の削減に繋がると説明しているが副町長の認識は
答弁:坂東副町長
ごみの減量化が図れるなら処理費用は削減できると認識している。
(2)公募型企画提案方式の審査結果に対して、組合副管理者松田町長の感想は
答弁:松田町長
審査会の決定は、適正な手続きに則り適切に審査したと認識している。
再問:副町長と同じ質問。ごみの減量化は運搬処理費用の削減に繋がると町長は認識しているか
答弁:松田町長
ごみの量によって、処理費用が変わってくると聞いている。
再問:ごみの減量化で外部委託のごみ処理費用が削減できるのであれば、生ごみ処理機導入の補助制度を拡充させ、発生量を削減することを提案する

○質問5 学校給食について
(1)諸物価高騰し、原材料費はアップしているが予算内で対応できるのか
答弁:坂東教育委員会事務局長
原材料費は高騰しているが、給食の質を落とさないように対応している。必要があれば予算の補正をお願いする。また、学校給食摂取基準に沿った適切なエネルギー及び栄養素の摂取が出来るよう努力している。

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