◆上原勝利 議員
○質問1 新ゴミ施設について
(1)新ゴミ処理施設の建設工事が遅れた理由
答弁:坂東副町長
一回目の入札不調のため。
(2)今の候補地(東長峰)はどのような利点があって上板町他の候補地に勝っていたのか
答弁:坂東副町長
適地評価審査で総合的に評価した結果。
(3)前阿波市長時に今の候補地での工事入札が不調に終わっている。何が原因だったのか
答弁:坂東副町長
候補地が原因でなく長い期間での経営にリスクがあった。
(4)新ゴミ処理施設の総事業費は73億円と理解しているが変更はないのか
答弁:坂東副町長
予測ができない。現時点では無いと認識。
(5)新ゴミ処理施設の完成予定が25年8月〜28年4月稼働と変更になっているが何故、期限切れの日まで分かっていながら遅れるのか
答弁:坂東副町長
入札事業者が無かったことで検証業務に時間を費やした。
(6)25年8月〜28年3月迄、1市2町のゴミを山口県へ運搬することについて、何故このような37億円という費用が要るのか、町民の税金が使われる以上議会は検証しなければならないと思う。対費用の明細を個々に教えていただきたい
答弁:坂東副町長
個々の費用は資料のとおり。
(7)今となって思い返せば吉野川市がこの組合を脱退したのは、素晴らしい判断だったと思わざるを得ない。
上板町としては無制限に阿波市に従わず町議会と町長が一丸となってこの事業を見守り、必要あらば組合脱退も視野に入れていかなければならないと考えるが
答弁:松田町長
今後も1市2町で進めていきたい。
○質問2 七条地区農業集落排水事業について
(1)先の定例会において明らかになったように集落排水事業には多額の費用が発生している。
町の考えでは廃止するにも継続するにも多くの費用が要るとの事で、このまま続けたいという考えだったと思うが、集落排水をずっと未来永劫続けるのは理解できない
答弁:蔭山環境保全課長
現在は機能強化工事を進めており、この施設を延命するための工事であるのでご理解願いたい。
(2)阿北し尿処理場へ運搬しているし尿を、この七条地区農業集落排水処理場で一括処理できるように改善してはどうか。
いろいろな問題点は承知しているが知恵を出し合って解決できればよいのでは
答弁:蔭山環境保全課長
現時点では汚泥の性質が異なるため今の施設では処理できない。
今後も経費削減等を念頭に事業を進める。
○質問3 町職員の意識改革について
(1)役場庁舎に入っても誰も挨拶がなく、活気がない。職場を離れても職員としての自覚を忘れず、町民に対して奉仕の心を持って接していただきたいと思うが
答弁:廣澤総務課長
上板町職員接遇向上マニュアルを作成し指導している。挨拶はコミニュケーションの第1歩であり、また地方公務員法にあるとおり全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ全力を挙げて住民の皆様に信頼いただけるよう日々の業務を行っていく。
■編集後記
第8回目の「議会だより」を編集いたしました。今回は9月定例会の一般質問並びに7月〜9月の「議会のうごき」を掲載いたしました。
なお、この期間中に阿波市中央広域環境施設組合では、新ごみ処理場完成までの間、ごみの市外搬出・処理事業計画が決定しました。
上板町議会広報編集特別委員会
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