■前田忠道 議員
◇〔質問1〕幼稚園における外国語教育について
(1)専任講師の配置について
本町では、本町教育の基本理念である「上板町を担う人材が育つまちづくり」の実現に向けて、様々な取り組みをしておられることは、承知しております。
専任のネイティブ言語とする講師を配置することは、上板町内の幼稚園児のためになるうえ、今後、増えるかもしれない多国籍の子どもの受け入れもスムーズになるかと思うのですが
答弁:坂東教育委員会事務局長
上板町立幼稚園のあり方検討委員会第1回目の会議を8月21日に、第2回目を10月25日に開催させて頂きました。
委員には町議会の代表と致しまして、総務常任委員長もおいでますので、ご提言の外国語教育についても提案し議論をして頂ける事と考えています。
その中で、外国語教育を取り入れ特色有る教育を進めていくべきで有ると答申頂ければ、専任教師の配置も含め調査研究し進めて行きたいと思います。
令和6年10月を目処に答申を頂く事を予定として進めておりますので、ご理解宜しくお願いします。
再問:9月議会で、外国語教育専任講師について「上板町立幼稚園のあり方検討委員会」で教育内容の充実策について検討し、具体的な方策を答申するという答弁をいただきました。第2回の「上板町立幼稚園のあり方検討委員会」では、町立幼稚園の再編、特別な支援を必要とする子どもの成長につながる環境整備、幼保小の連携や交流について、教職員の確保及び運営経費、その他、町立幼稚園のあり方に関し必要な事項の検討について諮問するとなっておりましたが、検討委員会ではどのような答申がありましたか。議論する事項が多く、外国語教育まで及ばなかったのではないですか。将来の幼稚園のあり方ではなく、今現在行われている幼稚園の教育内容について、教育委員会、園長会で検討するなどして、早急にできることからしていってはどうですか
答弁:和田教育長
現在、本町幼稚園では、外国人指導助手によりまして、4幼稚園共に年少・年長合わせて月2回の外国語教育(英語教育)を実施しているところです。
教育委員会といたしましても、幼稚園から外国語に親しむことは、グローバルな人材育成につながることはもとより、多様性やグローバルな感性が重視されるこれからの時代を生きていく子どもたちにとっては、重要な教育活動であると認識しております。
総務常任委員会においてご議論していただき、その答申を元に教育委員会として、専任講師の配置について、調査・研究して参りたいと考えております。また、教育委員会や園長会でも協議を進めていきたいと思います。
「小さくてもキラリと光る上板教育」推進のため、どうか、よろしくお願いいたします。
■上原勝利 議員
◇〔質問1〕固定資産税の減免に関することについて
(1)国の減免措置を住民に周知できていたのかどうか
(2)減免申請書の有無は
(3)上板町の減税対象者は330人とあるが、税金の滞納者はなかったのか
(4)減税対象者は全員審査をクリアし減税したのか
(5)なぜ、突然に固定資産税の課税誤りが分かったのか
(6)この遡及課税について、十分な精査の上、住民に遡及課税したのか
(7)もし、この事務処理だけの間違いであるならば関係住民は税を納めてくれると思いますが、そうでない場合は
答弁:栗尾税務課長
20数年前のことで残っている書類も引き継ぎ事項も全くなく詳しいことは分からない。地方税に定めのある固定資産税の重大な錯誤による価格等の修正を行い、需給事情による減点補正にて減額課税していた家屋を町税務課の課税システムから抽出し、5年間分の遡及課税をしました。ご理解ください。
◇〔質問2〕七条地区農業集落排水事業について
(1)七条地区だけに存在するのは何故か
答弁:蔭山環境保全課長
上板町を8地区に分割して、全町で実施する予定であったが、予定外に費用がかさむので計画変更しました。
(2)5年度の予算が前年度分の倍以上に増加しているがその原因は。機能診断業務等により5年間で機能強化工事を行う計画の工事費約8千万円、指名競争入札7社。入札率97%という高い入札であり、考えられない
答弁:蔭山環境保全課長
入札に関しては、適正に執行されました。
(3)上板町は阿北環境整備組合に負担金を納めているがこの額と七条地区のし尿処理費を比較すると七条地区の予算が突出しているが、なぜ一本化しないのか
答弁:蔭山環境保全課長
この事業に関しては、現時点で継続していかなければならない事業と認識して進めています。
◇〔質問3〕ゴミ処理施設について
(1)2025年8月に阿波市で稼働予定となっているが
答弁:坂東副町長
残念ながら25年8月の稼働は厳しい状況となっています。阿波市と上板町、板野町で鋭意努力しておりますので、ご理解ください。
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