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議会だより 上板町議会(6)

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徳島県上板町

◆安田孝子 議員
○[質問1]健康増進策について
(1)帯状疱疹予防ワクチン接種は県下で一番となる補助事業となるので接種のわかりやすいQ and Aによる住民啓発に取り組んでいただきたい
答弁:廣野健康推進課長
現在、帯状疱疹ワクチンは国が定める定期接種ではないが接種費用が高額であるため、任意接種された方の接種費用を一部助成する。住民の皆様の参考となる帯状疱疹Q and Aを広報かみいたに掲載する。

(2)令和6年度国民健康保険料が対前年比11.8%増となっているが、大きな要因と今後は医療費等が値上がりされる状況ですので今後の対応策等について
答弁:栗尾税務課長
国民健康保険の医療費は、人口減少等に伴い一人当たりの医療費は、高齢化や医療の高度化等により増加する見込みとなっている。令和6年度は、国保税率は据え置き、不足分は財政調整基金の取り崩し等で補いたい。高齢化率も毎年増加しているので町民へ納税通知書等による啓発を実施して行く。

(3)令和6年度に「健康かみいた21」これから10年の計画策定とこれまでの検証を踏まえ今後の推進について
答弁:廣野健康推進課長
「健康かみいた21」は、上板町の健康増進計画として平成19年度から策定しており、令和6年度においても国の「健康日本21第三次計画」を踏まえ策定していく。これまでの中間評価、最終評価を基に社会情勢の変化等を鑑み計画策定及び推進を図り、町民の一層の健康増進を実施していく。

(3)上板町職員の健康管理体制及び人間ドック受診、各種健康診断の受診状況について
答弁:廣澤総務課長
上板町職員全員に対し、年1回の健診又は人間ドックの受診を行っている。
また、課長級、役場産業医、労働組合代表からなる衛生委員会を定期的に行い更に年1回のストレスチェックを行い職場環境改善、季節毎の注意喚起を促し職員全員の健康増進に努めている。

○[質問2]防災・減災対策について
(1)能登半島地震の教訓を本町の防災、減災対策にどの様に活かすか
答弁:東理事・企画防災課長
能登半島地震発生後に庁内全体の協議を実施すると共に2月20日には、災害対策本部運営訓練を実施した。更に災害時職員の初動マニュアルを策定し、町職員の初動体制の強化、備蓄物の見直しを行う等、町民の安全、安心に努めていく。

(2)高齢者等の災害時個別避難計画の作成状況について
答弁:高原民生児童課長
能登半島地震の教訓をいかし今後一層の高齢者等の災害時における個別避難計画を団体の協力をいただき作成していく。

(3)住宅の耐震化率は何%となっているか、また、基準を満たさない住宅への今後の対応について
答弁:東理事・企画防災課長
上板町内の家屋総数約5500棟、昭和56年6月以降建築確認が行われた家屋数約3900棟で耐震化率70%。地震災害に対する防災、減災対策には、多くのメニューがあり広報かみいた4月号に詳細を掲載しているので相談をいただきたい。

(4)女性町職員の視点からの避難所運営、物資等について
答弁:東理事・企画防災課長
災害時避難所運営に女性視点を取り入れ、女性職員を必ず配置し備蓄品等についても設置し一層女性の視点を取り入れた防災体制を構築していく。

○[質問3]北岸用水土地改良施設維持管理の現状と今後の対応について
(1)利用者戸数と耕作面積及び耕作放棄地の面積について
答弁:長濱産業課長
令和4年度末時点での利用戸数は856戸、受益面積は380ha、この内耕作放棄地は25haとなっている。

(2)今後の農地活用の推進について改良区内で協議したか。
答弁:長濱産業課長
令和5年9月21日に、上板町と北岸用水土地改良区の農業情勢、組合員を対象とした営農の意向調査の結果を踏まえ協議を行うとともに農業委員会と連携し、北岸用水土地改良区が安定した農業用水の管理が担えるよう、施設の維持管理の支援を行っていく。

■編集後記
第6回目の「議会だより」を編集いたしました。今回は令和6年第1回定例会の一般質問並びに1月から3月の「議会のうごき」を掲載いたしました。
上板町議会広報編集特別委員会

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