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桃のクビアカツヤカミキリ防除

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徳島県上板町

■1.成虫の対策
・発生時期となる6月下旬から園地内をよく見廻り、発見次第捕殺します。梅雨時期は主幹下部でよく見つかり、降雨のあった翌日の晴天日に発生の多い傾向があります。梅雨明け後は動きが素早くなり、日中は樹冠内に潜んでいます。
・捕獲時に刺激のある分泌物を出すことがあるので、手袋を着用します。
・以下の登録農薬を発生時期には樹全体に、収穫後には樹幹に散布します。

■2.幼虫の対策
・フラス(木くず)が排出される時期に、排出口からドライバーなどで樹皮を剥がしながら食入孔を探り、幼虫を発見次第、刺殺します。
・樹皮を剥がした部分には、保護資材を塗布します。
・食入孔を探索しても幼虫が奥深くにいるなどで発見できないときは、排出口にエアゾール剤(ロビンフッド)のノズルを突っ込み薬液を噴射します。

■3.被害樹の処分
・薬液を噴射します。食害を受けた樹木は、伐採・抜根します。
・伐採した幹・枝は、園地に放置せず、チッパー等による細断や地中への埋設などで処理します。
・抜根ができないときは、切株を厚手のシート等で被覆するか覆土します。

問合せ:農林水産総合技術支援センター
資源環境研究課【電話】088-674-1954
高度技術支援課【電話】088-674-1922

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