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議会だより 上板町議会(1)

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徳島県上板町

■令和6年4月~6月「議会のうごき」

◆4月
9日 小中学校入学式
10日 交通立哨・巡回
19日 第2回板野郡議長会定例会
20日 鳴門市庁舎開庁記念式典
25日 議会改革特別委員会協議会~さくら保育所保護者との懇談会について協議~

◆5月
10日 人権対策特別委員会~議員人権研修について協議~
19日 消防ポンプ車操法大会
21日 町村議会議長・副議長研修会
26日 戦没者追悼式
30日 防災対策特別委員会~町内河川及び高志川排水路地区2期事業について現地視察~
30日 上板町人権教育推進協議会総会
31日 2024年国民平和大行進来庁
31日 上板町防犯推進委員協議会

◆6月
4日 議会運営委員会~第2回定例会開催日程等協議~
4日 議会改革特別委員会協議会~さくら保育所保護者との懇談会及びアンケートについて協議~
6日 議会議員全員協議会~第2回定例会提出議案説明~
11日 第2回定例会開会(11日~14日)
・町長挨拶及び提出議案提案理由の説明、一般質問
議会議員全員協議会~議会だよりについて協議~
12日 ・一般質問議会議員全員協議会~追加議案説明~
13日 ・一般質問
14日 ・議案審議・閉会
18日 スポーツ協会表彰式・総会

■「一般質問」

◆岩野角雄 議員
○[質問1]肺炎球菌予防接種費用助成について
(1)費用助成の対象者が令和6年度から65歳になる方のみとなった理由は
[答弁]廣野健康推進課長
平成26年から65歳以上の方に、65歳、70歳というように5歳間隔で100歳の年齢になる方まで費用助成し接種機会の提供を続けてきたが、10年が経過したため、国が令和6年3月31日をもって助成を終了した。
(2)65歳では早いので70歳で予防接種を受けようと思っていた町民も多い。66歳以上の未接種の町民に対し町単独で費用助成できないか
[答弁]廣野健康推進課長
66歳以上の対象者3、930名の内、肺炎球菌ワクチン接種済の方は55.4%、2、176名、未接種の方は44.6%、1、754名である。
肺炎は、日本の死亡原因の第5位である。成人の肺炎の約2割から3割は肺炎球菌という細菌により引き起こされるとの報告もあり予防接種は非常に重要だと考える。全額自己負担で予防接種を受ける場合は8、783円となる。他町村の状況等を注視し、費用助成について今後の検討課題としたい。
再問:予防接種により将来の医療費を抑制できる。高齢者が元気な町となるよう66歳以上の方に費用助成を行い予防接種を推進してもらいたい

○[質問2]生活排水対策の推進について
(1)町人口と集落排水施設や合併処理浄化槽等の各種処理施設の処理人口、汚水処理人口普及率はいくらか
[答弁]蔭山環境保全課長
令和6年3月31日現在、人口11、205人、集落排水加入人口834人、合併浄化槽利用人数6、309人である。
令和4年度末の汚水処理人口普及率は、全国平均92.9%、徳島県67.4%、上板町65.7%となる。
(2)徳島県の汚水処理人口普及率は21年連続で全国最下位であり全国平均を大きく下回る。上板町も汚水処理が非常に遅れている。このままで良いのか。
家庭から出る生活排水、汚水をどのように処理するのか。合併処理浄化槽への転換は、現在のペースでは後100年は掛かるのではないか
[答弁]蔭山環境保全課長
令和4年3月に汚水処理構想を策定し、令和17年度で汚水処理人口普及率100%の実現を目標としている。汲み取り槽や単独槽を使用中の方に対し広報かみいたやHPで補助金を周知し、合併浄化槽への転換を促し普及率の向上を図る。
再問:単独槽の撤去と合併処理浄化槽の設置に多額の費用が掛かる。転換への補助金の増額を要望する
(3)合併処理浄化槽への転換がなかなか進まないが、市町村設置型浄化槽の整備を行わないのか
[答弁]蔭山環境保全課長
個人設置型の合併処理浄化槽設置(新設・転換・撤去)に対する国費・県費の補助金を申請している。市町村設置型浄化槽の整備は、幅広く情報を集め慎重に協議・検討したい。
(4)家庭から出る排水・浄化槽放流水は、どこへ流せば良いのか
[答弁]蔭山環境保全課長
浄化槽設置者には、浄化槽放流水の放流先について終末放流に適する下水溝・排水路・河川等があることとなっている。ただし、県が認める場合であってガイドラインに適合する地下浸透方式で適正な処理が図られる場合はこの限りでない。
(5)町民は排水先が無くて困っている。地下浸透では地下水が汚染される。浄化槽放流水の放流先となる下水溝、排水路、河川等は、個人が確保するものではなく行政の責務ではないのか。下水溝や排水路を整備しないのか
[答弁]松田町長
生活排水対策は、水を浄化して流すのが町の責任と考えている。町道側溝等は雨水排水が基本となるため、生活排水の確保は、今後とも関係各課と十分協議しながら進める。
再問:家庭から出る浄化槽放流水を垂れ流し状態に放置して良いはずがない。合併処理浄化槽の設置推進と排水路の整備を強く求める

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