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議会だより 上板町議会(3)

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徳島県上板町

◆乾 崇 議員
○[質問1]防災・減災対策について
(1)国交省発表の2040年頃の吉野川水系の洪水による浸水被害想定に対して上板町の治水に対する取り組み方針は
[答弁]佐藤企画防災課長
ソフト対策として、令和4年度、防災フェスタ開催時に指定緊急避難場所周知徹底のキャンペーンを実施。出水期前には、河川管理者との重要水防施設の視察。要配慮者利用施設における避難確保計画の作成支援。ハード対策として、農林事業の六条排水機場、六条暗渠の改修工事を実施。
(2)内水氾濫時の指定緊急避難場所として「東光小」「高志小」「馬道会館」が指定されているが判断基準は
[答弁]佐藤企画防災課長
内水氾濫については水位などの数値的な基準はない。
(3)12月議会で、内水氾濫の予測を専門業者に依頼することを提案したが
[答弁]佐藤企画防災課長
国及び県の防災マップの更新・見直し時に、町の防災マップの更新を行っている。来年度、県の更新・見直し時に、専門業者等を交えた形で「上板町防災マップ」の作成を考えている。
(4)町内避難所でマンホールトイレを設置することの可否
[答弁]佐藤企画防災課長
町内避難所は、役場及び農村改善センター敷地内への設置は可能。補助事業を活用して資機材の備蓄を検討する。

○[質問2]介護保険料について
(1)2024~26年度介護保険料は、県内24市町村で月額最高7、100円最低5、400円(上板町6、500円)に改定されるが、格差の要因は
[答弁]廣野健康推進課長
介護保険料は、市町村ごとに策定する介護保険事業計画において、第1号被保険者数、要介護認定者数、介護サービス費用等の実績をもとに、今後3年間の介護保険サービスを予測し保険料を決定。
格差の要因は、高齢化率・要介護認定率・介護サービス利用状況等によるもの。
(2)上板町は前期7、000円から今期6、500円へ引き下げの要因は
[答弁]廣野健康推進課長
前期の介護給付費が、介護保険事業計画の計画値を下回り余剰金が発生したため今期保険料に充当し引下げ。重度認定者数(要介護3~5)令和元年度369人に対して令和5年度286人に減少。

○[質問3]水道事業について
(1)令和6年度水道事業会計の建設改良工事費当初予算7億5千万円に対して短期間に1億5千万円増額させているが増加理由は
[答弁]藤田水道課長
12月の仮設計金額比3月末で、物価高により平均10%アップ、さらに、電気計装盤等各種資材の値上がりを予測して当初予算対比で補正予算を20%アップさせた。
(2)工事費の大幅増額に対して、水道料金への影響はないのか
[答弁]藤田水道課長
令和5年4月から水道料金は43%アップしている。料金改定時に10年間は料金体系を維持すると説明しており、水道料金を改定する予定はない。予算執行時に極力削減し、今後の老朽管の更新に影響が出ないようにする。

○[質問4]新ごみ処理施設建設の進捗状況について
(1)新ごみ処理施設建設の進捗状況について、現時点で議会、町民へ説明できることは
[答弁]蔭山環境保全課長
新ごみ処理場の建設計画は、令和6年3月までに周辺7自治会の同意が得られた。本年度中に造成工事に着手し、令和7年4月から6月に建設工事の一般競争入札を行う予定。令和7年秋頃から建設工事に着手し、令和9年度中に完成させ、令和10年4月から施設稼働を目指す。また、令和7年8月からは、地元との協定書に基づき現施設を中継運搬施設とし利用し、施設外へ搬出する計画である。
再問:中央広域環境施設組合では、令和10年4月新施設稼働までの4年間に37億円のごみ処理費用が発生すると1市2町の議会へ説明し、同じ内容でマスコミにも情報提供しているが、費用総額37億円の算出根拠は議会への説明はない。議会、町民に説明することはないのか
[答弁]松田町長
新ごみ処理施設は、中央広域環境施設組合議会で慎重審議し、それを踏まえて1市2町で必要と判断した場合、議会に適宜報告する。

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