■1.各種集団検診について
検診日時:令和7年1月21日(火)9時〜10時30分(時間予約制)
検診内容:
受付場所:上板町保健相談センター1階
申込み:保健相談センター・保健師まで(【電話】088-694-3344)にてお申し込みください。
*申し込まれた方には問診票、大腸容器等を送付します。
■2.インフルエンザと新型コロナウイルス予防について
例年、12月頃からインフルエンザの流行シーズンを迎えます。
インフルエンザと新型コロナウイルス感染症予防のために、次のことを心がけましょう。
・手洗いを日常的に行いましょう。
・人混みはできるだけ避け、人混みに出るときはマスクをしましょう。
・十分に栄養と休養をとり、体力や抵抗力を高め、体調管理を行いましょう。
・室内では加湿器などを使用し、乾燥を防ぎましょう。
■3.ノロウイルスによる食中毒を予防しましょう 冬は特にご注意!
ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、1年を通して発生していますが、特に冬季に多く、例年11月ごろから増加し、12月をピークとして、3月まで多く発生しています。
◇感染経路
(1)食品からの感染(食中毒)
・ウイルスの蓄積した、加熱不十分な二枚貝など
・感染した人が調理をして汚染された食品
(2)ヒトからの感染(感染症)
・感染している人のふん便やおう吐物からの感染
・家庭や施設内等で飛まつ等による感染
◇潜伏期間と症状
潜伏期間(感染から発症までの期間):24~48時間
主な症状:
・吐き気、おう吐、下痢、腹痛、微熱が1~2日続く。感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もある。
・子どもやお年寄りなどは、おう吐物を吸い込むことによる肺炎や窒息にも要注意。
◇予防方法
(1)食品からの感染予防
・カキ等の二枚貝は、中心部までしっかり火を通して(中心温度が85℃~90℃で90秒以上の加熱)食べる。
・二枚貝の調理に使った食器類の洗浄消毒を徹底する。
・手洗いを徹底する。
(2)人からの感染予防
・感染者のおう吐物やふん便は正しく処理を行い、感染の広がりを防ぐ。マスクや手袋等を着用し、処理後は手を洗う。
・ノロウイルスには塩素消毒が有効。
■4.高齢者の肺炎球菌予防接種の費用助成について
◇(1)定期接種対象者
上板町に住民票があり接種を希望される方で、下記(1)~(2)に該当する方のうち、今までに肺炎球菌ワクチン接種を受けたことのない方。
(1)65歳の者
予診票は、65歳の誕生月の翌月に個別通知を送付いたします。
※費用助成の対象となるのは、65歳にある間に1人1回のみです。
この期間に接種できなかった場合、その後の接種は任意接種(全額自己負担)となりますので、ご注意ください。
(2)60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方
◇接種可能期間
65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで
◇(3)自己負担額
4,000円(接種費用から公費負担を除いた金額です。)
※ただし、生活保護世帯の方は町が発行する「高齢者の肺炎球菌予防接種費用免除券」を発行しますので、下記お問い合わせ先までお申し出ください。
◇(4)その他
肺炎球菌予防接種は、肺炎球菌に起因する肺炎の発症及び重症化を予防するためのものです。
接種を希望される方はかかりつけ医療機関へ申し込んでください。(※要予約)
■5.健康づくりのための睡眠について
睡眠は、こども、成人、高齢者のいずれの年代においても健康増進・維持に不可欠な休養活動です。睡眠不足は、日中の眠気や疲労に加え、頭痛等の心身の不調、情動不安定、注意力や判断力の低下、学業成績の低下など多岐にわたる影響を及ぼし、事故等の重大な結果を招く場合もあります。
睡眠不足など様々な睡眠の問題が慢性化すると、肥満、高血圧、2型糖尿病、心疾患や脳血管障害の発症リスクの上昇や症状の悪化、死亡率の上昇にも関係することが明らかになっています。また、うつ病などの精神疾患においても発症初期から睡眠の問題が出現し、再燃・再発リスクを高めるという報告もあります。
質(睡眠休養感)・量(睡眠時間)ともに十分な睡眠の確保のために、できることから始めてみましょう。
◇「睡眠ガイド2023」の主なポイント
高齢者:寝床にいる時間は、8時間以内を目安にしましょう
長時間の昼寝×
成人:6時間以上を目安として、必要な睡眠時間を確保しましょう
休日の「寝だめ」×
こども:小学生9~12時間、中高生8~10時間を参考に睡眠時間を確保しましょう
夜更かしの習慣×
・個人差を踏まえて取り組みましょう。
・生活習慣や睡眠環境、嗜好品の取り方を見直しても症状が続き、日常生活に支障をきたす場合には、睡眠障害の可能性があるので早めに医療機関を受診しましょう。
~良質な睡眠のための環境づくりについて~
(1)日中にできるだけ日光を浴びる
(2)寝室にはスマートフォンやタブレットを持ち込まず、できるだけ暗くして眠る
(3)寝室は暑すぎず寒すぎない温度で、就寝の約1~2時間前に入浴し身体を温めてから寝床に入る
(4)できるだけ静かな環境で、リラックスできる寝衣・寝具で眠る
詳しくは、厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」をご覧ください
問合せ:上板町保健相談センター
【電話】088-694-3344
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