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市政の窓(1)

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徳島県吉野川市

6月5日、令和5年6月吉野川市議会定例会開会日、原井市長は令和5年度のこれまでの成果と今後の市政運営方針についてその所信を表明し、市民の皆さんや市議会に理解と協力を求めました。要旨は次のとおりです。

■新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応
これまで、治療やワクチン接種に献身的にご尽力賜りました医療関係者の皆さんをはじめ、本市の感染防止対策にご理解・ご協力を賜りました市民の皆さんおよび事業者の方々に対し、心から敬意を表し、感謝を申し上げます。
5類移行後の感染防止対策は、個人の判断によることが基本となりましたが、本市においては、去る5月2日に新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、当面の間は、3密の回避や換気、市役所窓口における職員のマスク着用やアクリル板の設置など、基本的な感染対策については、これまでと同様に継続することとしました。
今後も、市民の皆さんが新たな日常を取り戻していく中で、国・県などと一体となって、市民の皆さんの生命と健康を守るため、あらゆる事態を想定しつつ、各種対策にしっかりと取り組んで参ります。

■レッツ・クリーン環境美化のお礼
5月14日、市内一斉清掃活動として、「レッツ・クリーン環境美化」を実施しました。コロナ禍の影響により、4年ぶりの実施でしたが、地元自治会やボランティアグループをはじめ、民間企業や市内の各種団体などのご協力のもと、114団体、約3200人の皆さんに参加をいただき、約4トンのごみを回収しました。

■市政の動き
▽市の財政見通し
未来を紡ぐ責任予算として編成した「令和5年度当初予算」編成後における本市の財政見通しでは、行財政改革の取組を引き続き着実に進め、身の丈に合った財政運営を継続することが前提ですが、当面の財政危機を突破することができたところです。しかしながら、人口減少や少子高齢化、公共施設の老朽化対策など、直面する諸課題が山積しており、今後も厳しい財政運営が続くことが想定されます。
将来にわたり持続可能な財政基盤の確立を目指すためには、メリハリをつけた市政運営を行うことが重要であると考えています。
▽吉野川市第4次男女共同参画基本計画の策定
第4次計画は、令和6年度から令和10年度までの5年間を基本期間とし、男女が互いを尊重し、個性と能力を十分に発揮して、あらゆる分野に参画できる社会の実現を目指すため、昨年度実施したアンケート調査結果をもとに、現在の社会情勢および市民の意識、価値観などに即したものを策定していきます。
▽マスタープランの改定
今回の改定は、既存計画が策定後10年を経過したことから、関連計画の動向や社会経済情勢の変化などを踏まえた見直しを行うもので、本年4月から施行された「立地適正化計画」との整合性および前計画以降に整備された日本フネン市民プラザ、鴨島駅前広場などの各種施設整備を活かしたまちづくり、SDGsとの関連性について変更を行っています。
今後は、マスタープランの基本理念である「ひと・まち・かわの息吹を感じるまちづくり」に則り、活力や賑わいの中で、人々が躍動する持続可能なまちづくりを目指した施策を展開していきたいと考えています。

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