文字サイズ
自治体の皆さまへ

市政の窓(2)

2/37

徳島県吉野川市

■子育て・教育の満足度向上
▽こどもまんなか応援サポーター
本年4月1日、常にこどもの最善の利益を第一に考え、こどもに関する取り組みや政策が、我が国の社会の真ん中に据えられる「こどもまんなか社会」の実現を目指し、「こども家庭庁」が発足し、5月2日には、「こどもまんなか応援サポーター」プロジェクトが創設されました。
本市も、その趣旨に賛同し、5月26日、県内他市町村に先駆けて「こどもまんなか応援サポーター」として参画することを宣言しました。
まずは、こども基本法第11条に規定されております「こども施策に対するこどもなどの意見の反映」への取り組みとして、市内の小・中学生、高校生を対象に、「こんな国、こんな吉野川市になってほしい」などのテーマでの作文募集や、小学生から高校生までの子どもたちが一堂に会する「吉野川こどもDo(ど)まんなか会議」の開催を検討しています。(本号9ページ参照)
▽使用済みおむつ保管用ゴミ箱等購入補助事業
本年1月、国において、保育所などにおける子どもの使用済みおむつを、保護者が持ち帰ることなく、園内で処分することが推奨されました。
本市の公立園では、すべて園内で処分しておりますが、一部の私立園において、おむつの持ち帰りを行っていたことから、国の「感染症対策のための改修整備等事業補助金」を活用し、使用済みのおむつを保管する専用のごみ箱などの購入を補助するものです。
これにより、市内すべてのこども園などで園内処理が行われるとともに、保護者や保育士などの負担軽減を図ることができ、加えて、施設内における住環境が向上し、教育・保育の質向上に寄与するものと期待するところであります。
▽ICT教育の推進
本市では、国のGIGAスクール構想に基づき、すべての小中学校において、1人1台のタブレット端末などを活用した教育活動を展開しており、より学校のニーズに合ったサポートが図れるよう、本年度からICT支援員を1人増員し、支援体制を強化することとしました。

■暮らし・福祉の満足度向上
▽電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金
本給付金は、国の地方創生臨時交付金を活用し、エネルギー・食料品価格などの物価高騰の負担感が大きい低所得世帯への負担の軽減を図るため、住民税非課税世帯などに対し、臨時的な措置として1世帯当たり3万円の給付金を支給するものです。
また、本年1月以降、予期せぬ収入の減少などにより、住民税非課税世帯と同様の収入状況にある家計急変世帯についても支給対象としますので、問い合わせください。
▽子育て世帯生活支援特別給付金
食費などの物価高騰に直面し、影響を特に受ける低所得の子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活の支援を行う観点から、国において「子育て世帯生活支援特別給付金」を支給することが決定されました。
具体的には、児童1人当たり一律5万円の特別給付金を支給するものです。
▽高齢者等外出支援タクシー料金助成事業
昨年度の実績では、738人の方に助成券を交付し、そのうち、7割強となる545人の方に、交付した助成券の8割以上を利用いただきました。
今年度も4月3日から、生活あんしん課および川島・山川・美郷の各支所において利用申請の受付を開始しています。対象となる市民の皆さんには、ぜひ、利用いただければと思います。
▽ごみ減量化に向けた新たな取組
本市では、「宝のごみ〝もったいない〟プロジェクト」と題し、「ウェブサイトを活用したリユース」と「羽毛布団のリサイクル」の2つの取り組みを実施していますが、これらに加え、新たな取り組みの実証実験を始めることとしました。
1つ目は、「飲料用紙パック」のリサイクルです。
飲料用紙パックは、他の古紙類と比較して品質も高く、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどにリサイクルされることから、貴重な森林資源であると位置付け、ごみ減量化に繋げたいと考えております。
2つ目は、「ペットボトルキャップ」のリサイクルです。
この度、回収したペットボトルキャップで、世界の子どもにワクチンを届ける支援活動に賛同し、本市も協力させていただくこととしました。(本号9ページ参照)
▽粗大ごみ自己搬入日の拡大
自己搬入による粗大ごみの受け入れについては、昨年度までは月2回としていましたが、これに加え、川島町にある吉野川市リサイクルセンターにおいて、本年4月から、平日の午後1時から3時までを受入れ可能として、拡充することとしました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU