■日本遺産藍のふるさと阿波~日本中を染め上げた至高の青を訪ねて~
▽阿波おどり
阿波藍の販売で莫大な富を得た藍商人は、徳島の花柳界での型破りな豪遊でお座敷芸として踊られていた阿波おどりを洗練した踊りにし、また、藍商人の大坂市場への進出は上方文化の交流を促し、阿波おどりのリズムに影響を与えたと言われています。阿波おどりは徳島の歴史と風土が育んだ郷土芸能です。
コロナ禍前までは、毎年8月14~16日の間、鴨島駅前中央通りに演舞場が開設され、阿波おどりが実施されていました。
鴨島駅前中央通りは、藍商の本・北カネマン家が社長を務める徳島鉄道(株)が開設した鴨島駅から、本カネマン藍屋敷跡地(現在の日本フネン市民プラザ)の西脇を通る幹線道路でもあります。
現在の鴨島駅前中心市街地の中心となる都市計画道路です。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>