人権とぴっくす

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■Withの精神
『徳島学院』というところがどのような施設であるのか、ご存じない方の方が圧倒的に多いのではないかと思います。ひょっとすると存在すら知らない方もいるのではないかと思います。

「徳島学院は個に応じた教育や子育ての原点がある」
徳島学院は、児童福祉法に基づき、県が設置した児童福祉施設で、学校や家庭で適応が困難な18歳未満の子どもたちを受け入れ、心身の成長を支援するところです。同敷地内には大麻中学校広塚分校・分教室があり、子どもたちは徳島学院で生活し、広塚分校で学んでいます。学院と分校が『Withの精神』で、常に児童生徒に寄り添った支援を行っています。
生活支援では、全寮制で、子どもたちが安心して生活できる空間を提供・創造し、規律ある生活習慣や社会性が身に付くようにしています。学習支援は、通常の教育課程の他に、分校の先生方が寮での自習時間などに教えに来ることもあります。作業支援では、職員と子どもたちが一緒に汗を流し、四季折々の農作物の栽培や美・技術作品を作成しています。
この子どもたちが、施設職員や分校職員に愛され、存在を認められ、「もう、連れの前で虚栄を張らなくていい」「もう、虐待を受けたり、裏切られたりすることもない」「学校で認められず、暴れなくていい」と、本当の素の自分でいられるところが徳島県児童自立支援施設『徳島学院』なのです。
私たちは、こうしたさまざまな場所で学んだ子どもたちが力まず生活できる環境づくりをしていきましょう。

問い合わせ：市青少年育成補導センター
【電話】25-6620【FAX】25-6621