11月27日、令和5年12月吉野川市議会定例会開会日、原井市長は令和5年度のこれまでの成果と今後の市政運営方針についてその所信を表明し、市民の皆さんや市議会に理解と協力を求めました。要旨は次のとおりです。
今後4年間の取組方針としましては、これまでの経験を踏まえ、次の6つの基本政策の柱を継続することとしました。〔6つの基本政策〕
「子育て・教育の満足度向上」
「暮らし・福祉の満足度向上」
「移住定住・にぎわい創出の魅力度向上」
「成長する産業づくりの拡大」
「安心・安全なまちづくりの拡大」
「持続可能な地域づくりと市役所の変革」
具体的には、子育て施策について、「0歳から2歳児の保育料の無償化」、「保育所・認定こども園の給食費の無償化」、「長期休暇中の放課後児童クラブでの昼食提供」などに取り組むほか、「高齢者等外出支援タクシー料金助成事業の進化」、「高齢者世帯等のごみ出し支援事業」などにより、暮らし・福祉の満足度向上を図ります。
また、「高越山での自転車ヒルクライムレースの開催」による本市の魅力度向上や、私自身が首都圏などの都市部に出向き、農産物の販売促進や移住者の呼び込み、企業誘致などのトップセールスを展開するなど、それぞれの項目について内容を更に深化させていきます。
■最近の市政の動き
▽市制20周年記念ロゴマーク・キャッチフレーズ募集およびフォトコンテストの実施来年10月に市制20周年の節目を迎えるにあたり、吉野川市への愛着感の高揚を図り、市民の皆さんと一緒に祝う機会にしたいと考えています。
応募作品は、最優秀作品を選考し、市制20周年を広くPRするため、各種印刷物や関連グッズ、市ホームページなどで使用するほか、記念事業においても使用する予定とし、また、応募写真は、市制20周年記念誌や市ホームページ、公式SNSへ掲載するとともに、写真展やスライドショーなどで広く発信していきます。
フォトコンテストの写真は、3月31日まで募集していますので、多くの皆さんから積極的な応募をお待ちしています。
▽ヨコタ上桜スポーツグラウンドシャワーユニット設置
ヨコタ上桜スポーツグラウンドのネーミングライツパートナーである株式会社ヨコタコーポレーション様から寄贈のシャワーユニット2基に加え、施設利用者の更なる利便性向上に繋がるよう、シャワーユニット2基を新たに設置します。
完成後は、シャワーユニットが4基となるため、更なる施設の利用促進を図るとともに、地域のにぎわい創出に繋げていきたいと考えています。
▽連携協定の締結
本市では、平成26年9月に「吉野川市高齢者見守りネットワーク事業」を開始し、事業活動を通じて高齢者と接することの多い民間事業者などと連携し、支援を必要としている高齢者を早期に発見し必要な支援を行うなど、地域社会全体で高齢者を見守る体制を整えて参りました。
このたび、去る11月20日に、医薬品総合商社の株式会社よんやく様と新たに連携協定を締結しました。
これにより、本事業の協力事業者は59事業所となりました。
▽職員の軽装による勤務の通年化
さらなる省エネルギーの推進に加え、働きやすい職場環境づくりや業務の効率化の一環として、本年11月から、職員の軽装による勤務の通年化を実施することとしました。
実施に当たり、公務にふさわしい服装を基本とし、市民の皆さんに不快感を与えることなく、かつ、業務に支障のないように留意し、式典、会議などの社会通念上ネクタイや上着が必要と考えられる場においては、TPO(時間・場所・場面)に応じて、適切な対応をとって参ります。
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