水道事業会計は、(1)「収益的収支」と、(2)「資本的収支」の2本立てで成り立っています。
(1)収益的収支(消費税抜き)
収益的収支では、水道水をつくり、皆さんの家庭に送り届けるために必要な支出と、その財源となる水道料金などの収入を経理しています。
令和5年度末の給水戸数は、16,051戸、年間総配水量は4,945,211立方メートルでした。
令和5年度の純損益は、約1,167万円の赤字となっています。これは、老朽管を修理・更新するための費用や、浄水場などで機械を動かすための動力費が増えたためです。
(2)資本的収支(消費税込み)
資本的収支では、水道施設の更新や耐震化をするために必要な支出と、その財源となる企業債などの収入を経理しています。支出に対して不足する額は、内部留保資金(減価償却費などの現金の支出を伴わない費用で、企業内部に残っている資金)で補てんしました。
▽令和5年度に行った主な工事
・呉郷1号線配水管布設替工事
・県道山川川島線配水管布設替工事
・山川中央配水池送配水管布設替工事
給水原価とは、有収水量1立方メートルをお届けするために必要な費用です。今年度は、約145円かかったことになりました。費用の内訳は右の図のとおりです。
今後とも市民の皆さんの信頼に応えるべく、安心かつおいしい水の供給と健全経営に努めていきます。
問い合わせ:水道課
【電話】22-2259【FAX】22-2254
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