人権とぴっくす

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■森山地区人権教育推進協議会の取り組みを紹介します
7月1日に、森山地区人権教育推進協議会と森山小学校PTAとの共催で人権問題研修会を森山公民館で開催しました。「見方を変えてみれば―偏見を取り去るために―」をテーマに、前半の講演では、住んでいる地域によって人を差別するという間違った考えを持っていないか、いつの間にかその偏見のメガネをかけて人を見るようになっていないかを振り返りました。後半では、参加した人推協役員、PTA役員、小学校教員、地域の方々がグループに分かれ、自分自身や家族の短所と考えていたことをリフレーミング(今までと違う視点でポジティブに捉えること)して紹介し合い、会場全体が和やかな雰囲気になりました。偏見のメガネは自分の心の中にあり、偏見のメガネをはずすことができたなら、他の人をイヤな思いにさせることも、自分がイヤな思いをすることもなくなると分かりました。正しいことを知って偏見のメガネをはずし、一つの方向からだけでなく、違った方向から見ていこうと話し合いました。最後に参加者から、「これからも地域・保護者・学校が一体となって、人権についてしっかり考えて、子どもたちや地域住民の幸せを実現しましょう」という力強い意見が聞かれました。
また、昨年12月に開催した森山地区人権教育推進大会では、森山小学校の児童の皆さんが日頃の人権学習の成果を歌や人権劇で発表し、さらに、3・4年生が総合的な学習の時間に取り組んできた地元の伝統芸能「獅子舞」や「傘おどり」を披露しました。子どもたちの一生懸命な姿から、保護者や地域の人たちも人権の大切さを学ぶよい機会となりました。
なお、来年1月25日開催予定の吉野川市人権教育研究大会でも獅子舞などを披露することになっており、地域の児童生徒が毎週熱心に練習に励んでいます。

問い合わせ：
森山地区人権教育推進協議会(森山公民館内)【電話・FAX】22-3655
人権課【電話】22-2229【FAX】22-2260