■地域おこし協力隊×原井敬市長
「市長としゃべらんで」第18回目の今回は、新たに着任した「地域おこし協力隊員」と原井市長とのトークセッションの模様をお伝えします。
・原井敬市長
・櫻庭健一(さくらばけんいち)さん…阿波手漉和紙商工業協同組合勤務 阿波和紙伝統産業に関する業務
・林健太(はやしけんた)さん…徳島北部森林組合勤務 地域林業の担い手としての活動および山間部地域の活性化に関する業務
・谷内尾恵(やちおけい)さん…一般社団法人ネイテック吉野川勤務 過疎地域における地域活動および地域文化を使ったアートとデジタルによる地域おこし業務
■地域おこし協力隊になろうと思った理由
市長:まずは、それぞれの地域おこし協力隊の志望動機と自己紹介についてお聞きしたいと思います。では、林さんからお願いします。
林:私は元々、林業に興味があり、吉野川市の地域おこし協力隊の林業に携わる募集を見て応募しました。また、現在交際している方が徳島に住んでおり、移住も視野に入れていたところだったので、ちょうど自分のやりたいことと一致したことが大きな決め手です。出身は京都府宇治市で、これまでに山小屋での仕事や、愛媛のみかん畑での収穫作業の経験もあります。自然や山に囲まれた生活が好きで、山林で働きたいという思いが以前から強く、今回の応募に繋がりました。
市長:なるほど。自然が好きで、林業にも熱意を持っておられるのですね。さまざまな経験が吉野川市でも生かされそうですね。次は櫻庭さん、お願いします。
櫻庭:私は青森県弘前市の出身で、これまで東京や横浜で生活していました。しかし、年を重ねるにつれて、競争から少し離れた田舎のゆったりした生活に魅力を感じるようになりました。妻の姉が吉野川市出身というご縁もあり、こちらに移住して地域おこし協力隊として活動することを決意しました。以前、青森で津軽塗という伝統工芸の販売に携わったことがあり、伝統工芸の魅力を感じていたことも、今回の志望動機の一つです。
市長:津軽塗に携わった経験もお持ちなのですね。伝統工芸の視点からの地域おこしにも貢献していただけそうです。最後に、谷内尾さん、お願いします。
谷内尾:私は兵庫県神戸市出身で、大学時代の友人である滑良(なめら)さんが吉野川市の地域おこし協力隊として着任していたことをきっかけに関心を持ちました。彼女が立ち上げた「アートと地域課題を結びつけるプロジェクト」に共感し、自分も新たな場所で地域に貢献したいと思い、今回応募しました。東京や神戸を行き来しながらフリーランスとして活動してきたので、今度は新しい土地で経験を積むことにとても魅力を感じています。
市長:滑良さんの吉野川市での活動に刺激を受け、協力しながら地域に貢献したいと考えられたのですね。フリーランスでの経験を生かして吉野川市で新たに挑戦されることを楽しみにしています。
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