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【トーク企画】市長としゃべらんで Vol.18(3)

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徳島県吉野川市

■今後、取り組んでいきたいこと
市長:では、今後挑戦したいことや目標についてもお聞かせください。谷内尾さん、お願いします。
谷内尾:現在、山川中学校の授業で美術を教える機会をいただいているのですが、今後は、中学校での美術教育にもっと携わる機会を増やしたいと考えています。美術大学での経験を生かし、子どもたちに美術の楽しさを伝え、地域の文化活動に興味を持ってもらえたらと思っています。また、吉野川市内で美術を学べる環境を整えることにも力を入れたいと考えています。
市長:教育分野への貢献も考えておられるんですね。続いて、櫻庭さん、これからの目標について教えてください。
櫻庭:和紙の技術をさらに磨き、熟練の職人の技を継承していきたいと考えています。また、農業にも関心があり、少しずつ畑仕事も始めていきたいと思っています。JA(徳島県農業協同組合)に勤務する地域おこし協力隊の須藤隊員とも相談しながら、今後の準備を進めているところです。
市長:和紙と農業の両方で地域に貢献しようとする姿勢が素晴らしいですね。最後に、林さん、今後挑戦したいことについて教えてください。
林:まずは重機の資格を取得し、林業のプロフェッショナルとしてスキルを高め、林業の現場でより大きな役割を担えるようになりたいと考えています。また、林業は一人での作業が多いので、地域の他の方々と協力し、森林資源の活用や環境保全の観点からも貢献できればと思っています。
市長:林業は吉野川市にとっても重要な産業ですから、地域の方々と一緒に発展させていけるといいですね。皆さんそれぞれが素晴らしい目標を持っておられて、吉野川市にとっても大きな力になります。私たちも地域おこし協力隊の皆さんを全力でサポートしていきたいと思います。
ご存じのとおり、徳島県内で最も多く地域おこし協力隊を受け入れているのが吉野川市で、現在11名が活動しています。
先ほど須藤隊員の話も出ましたが、皆さん同士で横のつながりを築き、お互いに刺激し合ってもらいたいと思います。年に1~2回は隊員同士の交流の場も設けていきたいと考えています。
各職場でさまざまな苦労があるかと思いますが、地域おこし協力隊の人数が増え、良い循環が生まれつつあります。吉野川市全域に地域おこしの動きが広がり、どの地域でも「何かおもしろいことをやっているな」という活気ある雰囲気を作っていきたいと考えています。
今後も皆さんの活躍に期待しています。頑張ってください。

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