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地域おこし協力隊レポート Vol.05

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徳島県吉野川市

■今月の地域おこし協力隊
小泉由佳 隊員

▽川島町紹介
連なる山と大きな吉野川に囲まれた場所にある吉野川市川島町は自然の恵みが本当に素晴らしく、大きな空を感じられる場所です。
私は令和4年6月から配属され、合同会社川島えがお倶楽部に関わらせていただいています。主な仕事はこの町の農産物の販売やさまざまなイベント活動の広報活動です。他、農産物の配送や準備もさせていただいています。
川島えがお倶楽部は、とにかく人のために何かできないかを考え、普段からさまざまな方が来られ、相談にのったりボランティア事業をしたり、地域の美味しい物を広めたいと奮闘しています。子どもから大人まで楽しんでもらいたい、そして何より子ども達が笑顔になってくれることを第一に考えて、年に一度、約一万人もの人が集まる「川島ふるさと祭り」を開催しています。
物産で全国の皆さんに紹介したいのは、「入学米」です。志望校を目指して頑張っている生徒さんの笑顔がみたい、春に桜の舞い降りるその場所で。勉学に励むその姿を思い浮かべながら、思いを込めて準備をしています。使われているお米は「あきさかり」。夏の暑さに耐え、台風にも負けない甘みのある粘り強さのあるお米です。お米には末広がりに運が開けていくという意味が込められていることから、縁起が良いものとされ贈り物に最適とされています。
他、吉野川市で生産されている「甘々娘」(とうもろこし)は、果物のように高い糖度を誇り、黄色と白色の実のバイカラーで、ギッシリと実が詰まっています。私はこの甘くて美味しいとうもろこしを初めて吉野川市で食べ、一度味わったら忘れられないほどでした。そんなとうもろこしを川島町から全国へ届け、食べたら思わず笑顔になれる食べ物を、そしてありがとうの輪が広がっていくことを目指して、私たちは日々活動しています。
また、この川島町の魅力を少しでも多くの方に知ってもらいたいと写真や動画を使ってSNS(Instagram、YouTube、X(旧Twitter))などで配信しています。
私の居る川島えがお倶楽部の根底には、いつも誰かの笑顔のためにという思いがあり、沢山の笑顔が見れることが私たちの喜びにつながっています。これからも幸せの循環が起こる町でありたいといろいろなことを配信できたらと思っています。

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