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市政の窓(1)

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徳島県吉野川市

2月26日、令和6年3月吉野川市議会定例会開会日、原井市長は令和5年度のこれまでの成果と今後の市政運営方針についてその所信を表明し、市民の皆さんや市議会に理解と協力を求めました。要旨は次のとおりです。

去る1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震は、これまでに240人以上の尊い命が失われ、未だ多くの方が避難所などで不自由な生活を余儀なくされています。
ここに、お亡くなりになられた方々と、そのご家族の皆様に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。
この度の地震災害に係る被害の甚大さにかんがみ、1日でも早い復旧・復興に役立てていただくよう、1月5日から市役所および各支所に募金箱を設置したところ、2月22日までに128万6813円のご厚意が集まり、日本赤十字社徳島県支部を通じて送金いたしました。募金箱につきましては、当面の間、設置していますので、市民の皆さんの温かいご支援をお願いいたします。
また、現在までの間、徳島県および県内他市町村と合同で避難所運営などの支援を行うため、石川県輪島市へ延べ4名の職員を派遣しました。
本市としましても、引き続き、現地の状況や要請に対応できるよう、県や市長会などと連携し、できる限りの支援活動を行って参ります。

■防災訓練
1月16日、17日および19日に本市職員を対象とした避難所関連訓練、職員参集訓練および停電対応訓練を実施しました。
今後発生が懸念される南海トラフ巨大地震や激甚化する風水害などの自然災害に対して、本訓練で見えてきた改善点や課題を検討し、備えの充実や職員の災害対応力の強化に取り組んで参ります。

■地域おこし協力隊の任用
現在、9名の隊員が農業やスポーツなどの分野で活動しており、このうち2名の隊員が本年度をもって任期満了となり、2名とも市内において起業し、定住する予定となっています。
令和6年度は、新たに芸術や観光などの分野に5名の隊員を募集しており、先般、このうち3名の方の採用について内定を行ったところです。
本市といたしましても、隊員の皆さんがそれぞれの経験やスキルを活かし、斬新な視点で地域に根ざした活動に取り組んでいただけるよう、しっかりとサポートし、地域の活性化につなげて参りたいと考えています。

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