■市政の動き
▽市制20周年記念ロゴマークおよびキャッチフレーズの決定
昨年11月1日から12月15日までの間、市制20周年を市内外へ広く発信するための「ロゴマーク」および「キャッチフレーズ」を募集したところ、「ロゴマーク」77点、「キャッチフレーズ」399点の応募をいただきました。
最優秀作品は、今後、市制20周年を祝うイベントや広報などに積極的に活用して参りたいと考えています。
▽市制20周年記念事業
本年10月に市制20周年を迎えるにあたり、市民の皆さんとともに祝い、本市の魅力をさらに高めていくため、さまざまな記念事業を計画しています。
20周年の節目の月である10月に「記念式典」を開催するとともに、20年の歩みを振り返る「記念誌の発刊」、本市初の試みとなる農業分野と林業分野の合同イベント「農林業まつり」の開催など、創意工夫を凝らした新規事業や既存事業を20周年の冠を掲げて実施し、年間を通して市制20周年の機運を盛り上げて参りたいと考えています。(本号8・12ページ参照)
▽令和6年度当初予算案
令和6年度一般会計予算は、当面の財政危機を突破してから初めて編成する当初予算であるとともに、私にとっては2期目の公約実現に向けて動き出す重要な予算編成となりました。限られた財源の中で保有する基金を最大限有効活用し、本市の将来を見据えた上で必要と考える事業を計上しました。
令和7年度の完成に向けピークを迎える新ごみ処理施設整備事業に加え、公約に掲げた施策を盛り込んだことから、予算規模は合併後最大規模となりましたが、暮らしを守り、ふるさとを再生し、吉野川市の未来を創造していくためには、このタイミングを、守りから攻めに転じるべき時機と判断し、満を持して必要な施策をとりまとめた結果であると考えています。
今を生きる現役世代として、将来世代へ責任を持って引き継いでいくため、これまでに引き続き、行財政改革、事業効率化などについても同時に進めていく所存です。(本号6〜8ページ参照)
▽国民健康保険税の税率改定
本市の国民健康保険税については、所得割、資産割、均等割および平等割の4方式で算定していましたが、徳島県国民健康保険運営方針に基づき、資産割を段階的に廃止し、残りの3方式での算定に移行することを決定し、令和5年度に資産割を2分の1に縮小し、令和6年度から廃止することとしています。
資産割の廃止による保険税減収分については、所得割、均等割および平等割に配分することになりますが、令和6年度の保険税率の改定にあたっては、県が示した標準税率を参考にするとともに、国民健康保険財政調整基金を活用し、緩やかに3方式へ移行できるよう配慮した保険税率としました。
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