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【トーク企画】市長としゃべらんで Vol.17(2)

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徳島県吉野川市

▽現在、取り組んでいること
市長:現在、取り組まれているイベントとしては「TANE-ICHI(たねいち)」を開催していますよね。
上家:そうですね。「たねのや」のメインイベントとして、3月と10月に開催しています。昨年の9月には、「手話言語の国際デー」を知ってもらうために、ブルーライトで「たねのや」をライトアップした「ナイトマーケット」も人気でした。今年もやってほしいと言う声もいただいています。
美郷では高齢化の影響もあり、さまざまなイベントが下火になっているので美郷のイベントをどうにか継続できるようにと思っています。
市長:以前「わんらんどマルシェ」というイベントも開催していましたよね。
上家:はい。犬用グッズや犬服の販売をさせていただいたイベントを、主催の方と一緒に開催したのですが大盛況でした。
市長:動物イベントの需要って凄いですよね。普段、美郷のイベントに来られている層とは明らかに違いましたよね。
上家:遠方からは愛知県からもお越しになられていました。もう少し会場が広ければ、もっと人が集まりそうな感じがしましたね。
市長:こんなにも人を呼ぶことができるんだと思いましたね。普段のTANE-ICHIだと、来場される方は知り合いも多いんですけど、このイベントの来場者は知らない方ばっかりでしたね。皆さん市外から来られていた感じですかね。
上家:そうですね。TANE-ICHIだったら、吉野川市周辺だと思うのですが、「わんらんどマルシェ」は県外の方が多かったですね。出店する方も県外で有名な犬のブランド服を作っている方だったので、それを目当てに来られた方や、朝から整理券待ちで並んでいる方もいました。吉野川市の方だけでなく、いろいろな方々とコラボしたイベントを開催することで、また違った集客に繋がることが学べました。

▽今後取り組んでいきたいこと
市長:今後、新たに取り組んでいきたいことや、今後も引き続いて取り組んでいきたいことがあれば教えてください。
上家:これからも、さまざまなイベントを開催して、美郷を盛り上げていきたいと思っています。最近は、美郷スイーツ研究会や梅酒会の方々が出店をしてくれているので、美郷の方にとって「たねのや」でのイベントが、一体感のある地元のイベントになっていけたらいいなと思います。
それと、「たねのや」のカフェスペースを活用してスイーツや軽食を提供したいと思っています。クリームソーダとか簡単な飲み物は今までも提供していたんですけど、地域の食材を使ったスイーツや軽食を土日だけでも提供できるようにしたいと思っています。
あとは、合宿とかで来た子ども達に地域で育てた食材を食べてもらえるようにしたいと思っています。朝食で子ども達には美郷の梅干しを食べてもらっているんですけど、塩とシソだけで漬けた梅を食べたことがない子が意外と多いみたいで「たねのや」では本場の梅干しを食べて刺激的な朝食を味わってもらってます(笑)
市長:朝食は上家さんが作っているんですか。
上家:おにぎりとお味噌汁、ちょっとしたおかずとかお母さんの手料理ですがスタッフ皆で作っています。なるべく、美郷物産館などで地元の野菜を買って、子ども達に吉野川市産だよって説明して食べてもらってます。何か1つでも食べられないものが食べられるようになったり、思い出になってもらえたらいいなと思ってます。
大したことはできないですけど、地域の方が作ったものを私たちが提供することはできるので、なるべく地域のものを味わってもらったり、体験したりできる施設になればいいかなと思っています。

▽あなたにとって美郷とは
市長:これで最後となりますが、上家さんの印象といえば、美郷が大好きというイメージがありますが、上家さんにとって、美郷とはどんな場所ですか?
上家:同じような質問をいただくこともあり、いつも述べさせていただくのですが、『百年後もこの景色を残したい』っていうキーフレーズがあります。私も美郷に勤めるまで知らなかった美郷の素晴らしい風景や人、美郷の方々の人情や温かい繋がりを皆さんに知ってもらえるように今後も頑張りたいと思っています。
市長:素晴らしいお言葉だと思います。本日はいろいろなお話を聞かせていただきありがとうございました。
上家:こちらこそ、ありがとうございました。

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