梅の開花の時期を迎え、日中は日差しに暖かさを感じられるようになりました。
温帯プロムナードでは、雌の「もみじ」と雄の「どんぐり」の2頭のタヌキ(ホンドタヌキ)が迎えてくれます。
2頭はパドックを活発に走り回ったり、得意の木登りを披露したりと、当園の人気の動物となっています。
寒い地域では冬季に穴ごもりすることがあるとのことですが、当園のタヌキたちは毎日元気に走り回っています。
タヌキは、国内では山地で一般に生息する動物で、主に小動物や木の実などを食べて暮らしています。密生した体毛があり、ずんぐりした体形に見えて動作も愛らしく、住宅地近くでも目にすることがあることから、野生動物の中では馴染みがあるのではないでしょうか。
タヌキはアニメなどのキャラクターに使われることも多く、「たぬき寝入り(ねいり)」などの表現があるように、日本では古くから親しまれてきました。
また、徳島でタヌキといえば、江戸時代から語り継がれる阿波狸合戦の伝説が知られており、物語の舞台となった徳島市津田町(つだちょう)や小松島市神田瀬町(かんだせちょう)が当園に近いこともあり、県外から来られた人もタヌキを目当ての一つにされているようです。
梅が開花し、春本番は目の前です。ますます元気いっぱいのタヌキたちに、ぜひ会いにお越しください。
問合せ:とくしま動物園 STELLA PRESCHOOL ANIMAL KINGDOM(すてらぷりすくーるあにまるきんぐだむ)
【電話】088-636-3215【FAX】088-636-3218
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