魅力発見～まち・ひと・しごと～

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今回のテーマ：しごと

◆木育すくすく　1歳おめでとう事業
1歳のお誕生日のお祝いとして、木製の食器セットをプレゼントする事業。令和5年度から開始。
町内の福祉サービス事業所『れもんワークス』に委託し、利用者の方がひとつずつ丁寧に手作りしている。

木のぬくもりを感じ豊かな心を育む“木育”と、地元農産物を使ったレシピの紹介で“食育”の推進を目指す。福祉サービス事業所との連携で就労サポートを図り、森林環境譲与税を活用した珍しい事業であり、町の若手職員の提案により実現された。
軽くて割れにくい木の器、小さな手にもにぎりやすいスプーンやフォークは、丸みを帯びたかわいらしいデザインで、桜、楓、胡桃の木を使用している。お皿は、電動工具等を使い1枚の板から型を取り、少しずつ削り出すが、途中でひびが入ったり割れてしまうこともある。スプーンとフォークはより細かな作業が必要で、集中力と忍耐力が必要だ。最後の仕上げには3種類の紙やすりで表面がなめらかになるよう磨いていく。1日平均4～5時間、約15人の利用者の方が作業に携わっており、バランス良く仕上げるのがとても大変で、「きれいに仕上がった時は喜びもひとしおです。」と話す。
『使って、食べて、大きくなあれ。』多くの方の想いが込められたプレゼントになっている。

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