長い残暑も終わり、一気に冷え込む季節が訪れました。
気温の急激な変化は、血圧が一気に高くなる原因となるので注意が必要です。
◆まずは、自分の家庭血圧を知っておきましょう!
○家庭血圧の分類
家庭血圧は135/85mmHg以上が高血圧とされます。
毎日血圧を測り、自分の普段の血圧値を知りましょう。
○血圧測定のタイミング
朝:起床後1時間以内、排尿後、朝食・薬を飲む前
夜:就寝前、入浴や飲酒の直後は避ける
※測る前に座って1~2分の安静にしましょう!
1年に1度は特定健診等の健康診査を受けて全身の状態を知っておくことも大切です!
◆高血圧の裏にはこんな危険が潜んでいます…。
高血圧が続くと動脈硬化が進行し、脳卒中や心筋梗塞、狭心症のリスクが高まります。
加えて、冬に急な寒暖差で引き起こされる血圧の急上昇は血管に負担をかけ、これも心筋梗塞のリスクを高めます。
普段、降圧剤などのお薬を飲んで血圧が落ち着いていても、冬に血圧が上がるという方は、一度かかりつけ医に相談してみましょう。
○冬の高血圧予防ポイント!!
[食事]
忘年会やお正月などで味の濃い食事が多くなりやすい季節です!汁物は塩分を多く含むので量は少なめに。
新鮮な野菜にはカリウムが多く含まれ、体内の余分な塩分を排出する働きがあるので積極的に食べるようにしましょう。※
※カリウムの摂取制限がある方は医師の指示に従ってください。
[温度管理]
室外と室内の温度差を少なくするために、防寒具の着用をしっかり行いましょう。
また、暖房の効いた部屋とそうでない廊下やトイレなどとの温度差が5度以上にならないよう室温の管理をすることも大切です。
問合せ:健康増進課(保健センター)
【電話】674-0001
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