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令和4年度 石井町の決算

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徳島県石井町

9月に開催された石井町議会定例会議において、令和4年度の決算が認定されました。
昨年度はどのくらいの収入があり、どのような目的に使われたのか、決算の概要をお知らせします。

◆一般会計の決算
一般会計の決算額は、歳入(収入)が103億3,145万8千円、歳出(支出)が97億9,167万4千円で、差し引き5億3,978万4千円となっております。この中には、令和5年度に繰り越して引き続き実施する事業などに使う財源として1億1,896万6千円が含まれておりますので、これを差し引いた実質的な収支は4億2,081万8千円の黒字となりました。
今後も、事業の優先度・緊急度を見極め、限られた財源を効果的に活用しながら施策の展開を図っていきます。

○歳出 9,791,674千円

歳出を前年度と比較すると、主なもので、民生費は、子育て世帯等臨時特別支援事業などの減により、294,729千円(7.0%)の減、総務費は、財政調整・減債基金積立金などの減により、238,876千円(14.7%)の減、消防費は、名西消防組合負担金などの減により、54,104千円(13.2%)の減、公債費は、繰上償還金などの減により、100,610千円(12.5%)の減、土木費は、町道石井125号線改良事業(踏切道改良)・町道新設改良事業などの増により、86,982千円(19.4%)の増、農林水産業費は、石井町農業者経営支援事業(物価高騰対応分)などの増により、25,061千円(18.5%)の増、商工費は、石井町地域応援買い物券事業などの増により、62,501千円(51.9%)の増となりました。
歳出全体では、497,440千円(4.8%)の減となりました。

○歳入 10,331,458千円

歳入を前年度と比較すると、自主財源の主なものである町税は、固定資産・軽自動車税などの増収により9,395千円(0.4%)の増、主に基金からの取り崩しである繰入金は、10,273千円(4.6%)の減、その他の自主財源は、繰越金・諸収入の増により143,537千円(18.8%)の増となりました。
依存財源の主なものでは、一定の行政サービスの水準を維持するため国から交付される地方交付税は、32,242千円(1.1%)の減となりました。特定の事業を行う際にその財源として国や県から支出される国県支出金は、371,925千円(11.6%)の減、国や銀行などから借り入れた町債は、229,256千円(62.5%)の減となりました。歳入全体では、491,210千円(4.5%)の減となりました。

◆令和4年度に実施した主な事業
第五次石井町総合発展計画において、将来ビジョン「太陽と緑の環境都市いしい」を掲げ、12の施策分野群の目標に向かい施策を展開しました。主な事業は以下のとおりです。

1.健康的な暮らしの推進
・新型コロナウイルスワクチン接種体制確保・接種事業…138,488千円
・予防事業…65,990千円

2.高齢者・障がい者福祉の充実
・障害児通所給付費…282,768千円
・重度心身障がい者医療費助成事業…58,458千円

3.地域の支え合いの推進
・都市公園長寿命化対策事業…62,700千円
・石井町社会福祉協議会運営事業補助金…26,166千円

4.子育て環境と教育の充実
・放課後児童健全育成事業…73,452千円
・(小・中学校)情報教育推進事業…36,781千円

5.安全で快適な生活環境の確保
・長寿命化対策事業(道路メンテナンス)…73,918千円
・町道石井125号線改良事業(踏切道改良)…42,575千円

6.安心した暮らしの実現
・火葬業務委託料…20,655千円
・浄化槽設置整備事業補助金…13,855千円

7.安全・安心のまちづくり
・名西消防組合負担金…288,636千円
・木造住宅耐震化促進事業…16,881千円

8.環境に配慮したまちづくり
・一般廃棄物収集運搬・処理業務…167,609千円
・し尿処理施設管理費…136,759千円

9.地域産業の活力増進
・石井町農業者経営支援事業(物価高騰対応分)…27,800千円
・農業次世代人材投資事業…6,000千円

10.協働のまちづくりの推進
・ふるさと石井応援事業…21,197千円
・広報事業…10,141千円

11.健全な行政運営
・電子計算組織管理費…69,813千円
・庁舎イントラネット管理費…61,792千円

12.広域行政の推進
・後期高齢者医療事務費負担金…15,345千円
・火葬場基本計画策定事業…5,159千円

◆令和4年度 各会計決算
(単位:千円)

財政健全化判断比率について、令和4年度決算を、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき算定した結果、実質赤字比率、連結実質赤字比率は黒字のため算定されませんでした。将来負担比率も算定されず数値なしとなり、すべての指標で財政健全化計画を定める必要がある早期健全化基準を下回りました。
水道事業会計では、黒字のため資金不足比率の数値の算定はされませんでした。
石井町では、基準値を超える項目はなく財政状況は健全と言えますが、今後も引き続き財政の健全化に取り組んでいきます。

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