3月に開催された石井町議会定例会議において、令和6年度の当初予算が可決されました。
今年度はどのくらいの収入があり、どのような目的に使われるのか、予算の概要をお知らせします。
一般会計当初予算:10,830,000千円
(対前年度:552,000千円増)
◆歳入の内訳
歳入を前年度と比較すると、自主財源である[町税]は、固定資産税などの増収により36,049千円(1.4%)増、主に基金からの取り崩しである[繰入金]は、172,500千円(17.9%)増、[その他自主財源]は、分担金及び負担金・諸収入(デジタル基盤改革支援補助金など)の増加により33,281千円(9.2%)増となっています。
依存財源である[国県支出金]は、283,600千円(10.6%)減、[町債]は、中央公民館改修事業などの増加により509,900千円(134.6%)増、[譲与税・交付金]は、16,130千円(2.0%)減となっています。
◆歳出の内訳
歳出を前年度と比較すると、[民生費]は、障害児通所給付費などの増加により129,936千円(3.1%)増、[教育費]は、中央公民館改修事業などの増加により920,760千円(65.4%)増、[総務費]は、書かない窓口構築事業などの増加により31,368千円(3.3%)増、[消防費]は、消防団詰所整備事業(石井3部)などの増加により64,908千円(13.9%)増、[土木費]は、都市公園長寿命化対策事業などの減少により597,330千円(55.1%)減となっています。
[公債費]は、過去の大型事業に係る地方債償還終了及び新規地方債の発行を抑制したことにより50,179千円(8.4%)減となっています。
◆用語解説
○地方交付税とは?
すべての地方公共団体が一定の行政サービスを提供できるように、国から石井町に配分されるお金のこと。(所得税等の国税を一定の割合等で配分)
○国県支出金とは?
国や徳島県から石井町に交付されるお金のうち、使い道が決められているもの。
○町債とは?
学校や道路等の整備にかかる一部を将来の世代にも負担してもらうために発行する債券のこと。町債の発行で得た収入は、町の借金となるため、将来返済額を検討したうえで発行しています。
○譲与税・交付金とは?
国や徳島県が集めた税金のうち、一定の割合で石井町に配分されるお金のこと。
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