◆町制施行70周年
石井町長
小林 智仁
この時期になると、来年度の予算獲得のため、国への陳情要望や全国大会などで上京する頻度がかなり多くなります。主な行き先は、省庁が集中する霞ヶ関や政治の中心地である永田町近辺ですが、上京するたび、地方での人口減少とのギャップに驚かされます。
というのも、移動時の電車の中は超満員。駅で降りると人だかり。昼食時にはお店の前で大行列。もちろん、外国人や観光客もいるのですが、それでも見渡せば人人人で、人口減少など微塵も感じることができません。一方、帰りの飛行機から地上を眺めていると、東京から離れるごとに光の数が減少し、その光景がまさに東京一極集中だと感じさせられます。
しかし、光の数が少なくなれば、そのひとつひとつが鮮明で、より輝きを増しているようにも感じます。確かに地方は人口が減少しています。けれども決して、「人財」が減少しているのではありません。小さくてもキラリと光る石井町。先輩方に恥じぬよう努力していきます。
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