■(テーマ)~にこ(25)フェスでもっと広がる笑顔の輪~
同和問題をはじめとする人権問題を解決するためには、私たち一人ひとりが、「人権は自分自身の生活に深く関わる自らの課題」との認識を持ち、それに対する理解を深めることが必要です。
美波町では11月を「人権啓発強調月間」と定め、11月23日(木・祝)に日和佐公民館において「第25回みなみ・にこにこ人権フェスティバル」を開催します。みなさんの身の回りにある人権について学んでみませんか?
ご参加お待ちしています。
■人権啓発映画会の開催について
なぜ自分の故郷を語れない。
なぜ好きな人に気持ちを伝えることができない。
美波町人権教育協議会では、映画をとおして人権問題を身近に考えていただくための、人権映画会を開催します。みなさまお誘い合わせのうえご来場ください。
日時:令和5年11月11日(土)13時30分開場、14時上映開始
※入場無料・予約不要
場所:日和佐公民館3階大集会室
▽物語
瀬川丑松(間宮祥太朗)は、自分が被差別部落出身ということを隠して、地元を離れ、ある小学校の教員として奉職する。
彼は、その出自を隠し通すよう、亡くなった父からの強い戒めを受けていた。彼は生徒に慕われる良い教師だったが、出自を隠していることに悩み、また、差別の現状を体験することで心を乱しつつも、下宿先の士族出身の女性・志保(石井杏奈)との恋に心を焦がしていた。友人の同僚教師・銀之助(矢本悠馬)の支えはあったが、学校では丑松の出自について疑念も抱かれ始め、丑松の立場は危ういものになっていく。
苦しみのなか丑松は、被差別部落出身の思想家・猪子蓮太郎(眞島秀和)に傾倒していく。猪子宛に手紙を書いたところ、思いがけず猪子と対面する機会を得るが、丑松は猪子にすら、自分の出自を告白することができなかった。そんな中、猪子の演説会が開かれる。
丑松は、「人間はみな等しく尊厳をもつものだ」という猪子の言葉に強い感動を覚えるが、猪子は演説後、政敵を放った暴漢に襲われる。
この事件がきっかけとなり、丑松は決意を胸に、教え子たちが待つ最後の教壇へ立とうとする。
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