地域を育む憩いの場

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■木里幸子　Kizato Yukikoさん・中林正子　Nakabayashi Masakoさん
木岐東町にある「やすらぎ亭」では月に2度、喫茶の日「カフェやすらぎ」が開催されています。カフェやすらぎの取り組みは10年程前から実施されていましたが、近年はコロナの影響などで長らく活動を休止していました。今年3月からようやく約3年ぶりの再開を迎え、地域の方々からは喜びの声が上がっています。現在運営に携わっているのは、木里幸子さんと中林正子さんのお2人。木岐のまちづくり協議会による全面的なサポートの下、毎月の活動をされています。提供メニューは、和菓子・洋菓子・飲み物を取り揃えており、旬の果物を使ったスイーツも充実しています!木岐地区には飲食店などのお店が無いため、木岐ではここが唯一の”食べて、お喋りができる場”といっても過言ではありません。地域の皆さんが気軽に訪れられる憩いの場になればとの想いで、メニューの価格設定もリーズナブルに設定されています。毎月カフェに訪れているという常連さんは、「毎回楽しみですよ。スイーツも美味しいし、普段会わない人達ともここでお話ができる。元気いっぱいになれる場所です。」と笑顔でお話くださいました。また、運営のお2人自身にとってもカフェを通して地域の方々と関われることが嬉しいのだと言います。「この活動を通して改めて地域のことをよく知るようになりましたし、それに私たちもやっていて本当に楽しいですしね。」と明るくお話されていました。カフェやすらぎでは、”お客さん”という垣根を超えた、人と人の繋がりが感じられる、あたたかい空間が広がっています。一度訪れてみてはいかがでしょうか。

■おっぽこ
この美味しそうな黒糖蒸しパンはカフェやすらぎでは「おっぽこ」としてメニューに載っています。木岐の一部地域では「黒糖蒸しパン」のことを「おっぽこ」と呼ぶそうです!