家庭血圧を測ってみよう(5)

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■『血圧が望みの血圧に下がるまで測っている』という方はいませんか?
家庭血圧測定での計測回数は、高血圧治療ガイドライン2019には次のように記載されています。「どの値を用いるのが適当であるかに関する明確な根拠はない。1機会に「原則2回」測定し、その平均をその機会の血圧値として用いることを推奨する。また3回測定した場合もその機会の値は3回の測定値の平均とすることも可とする」とあり、4回以上は勧められていません。また、計測値はすべて記録することを強く推奨しています。家庭血圧を測定する目的が「最も低い血圧を探す」ことではなく、生活習慣や薬の量など治療が適切か判断するために用いるものですので、1機会に2～3回までの測定とし、すべての結果を記録してください。